製造業の新製品開発モデルを体系化した「知識経営理論」で知られる野中郁次郎氏。組織の中から知を生み出す仕組みとして、氏が提唱したSECIモデル(セキ・モデル)は、アジャイルソフトウェア開発手法のひとつである「スクラム」にも大きな影響を与えた。一方、もうひとつのアジャイルソフトウェア開発方法論であるXP(Extreme Programming)や、Wikiの起源として、建築家クリストファー・アレグザンダーによる手法「パターンランゲージ」を見出したのが江渡浩一郎氏だ。SECI モデルとパターンランゲージ—商品開発論や建築論を源に様々なシステムが生まれた歴史的経緯をひも解きながら、イノベーションの鍵を探った。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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