SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

最新イベントはこちら!

Data Tech 2024

2024年11月21日(木)オンライン開催

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けの講座「EnterpriseZine Academy」や、すべてのITパーソンに向けた「新エバンジェリスト養成講座」などの講座を企画しています。EnterpriseZine編集部ならではの切り口・企画・講師セレクトで、明日を担うIT人材の育成をミッションに展開しております。

お申し込み受付中!

EnterpriseZine(エンタープライズジン)

EnterpriseZine編集部が最旬ITトピックの深層に迫る。ここでしか読めない、エンタープライズITの最新トピックをお届けします。

『EnterpriseZine Press』

2024年秋号(EnterpriseZine Press 2024 Autumn)特集「生成AI時代に考える“真のDX人材育成”──『スキル策定』『実践』2つの観点で紐解く」

DB Press

「オラクルがこの3年でEPM/BI市場を席巻する」/Oracle Business Intelligence R11.1.1.5の新しいヴィジョン


「EPM/BIについては、2011年度はパートナーとの協業を確立するための活動を行ってきました。そして、2012年度は、圧倒的な市場シェアNo1を獲得します」日本オラクル 執行役員 ソフトウェアライセンス事業 製品事業統括 EPM/BI事業統括本部長の関屋 剛氏は、EPM/BIの分野においてオラクルが市場を席巻するのだと主張する。

オラクルのBIは仮想化して統合する

EPM/BIの分野において核となる製品がOracle Business Intelligence(BU)だ。

この製品は単なるBIツールではなく、EPM/BIを実現するために必要なさまざまな製品を包括する、BIのインフラストラクチャおよびアプリケーションのスイート製品。このたび、日本オラクルでは、2011年6月28日、最新版となるR11.1.1.5の提供開始を発表した。

「2012年度は市場シェアNo1を獲得する」

発表会の場で前出の関屋氏は、「多くの企業において部門や領域ごとにBIツールが導入されている。そのため、いくつものツールを別々に管理している状態あり、情報の分析対象となるデータもばらばらな状態である」ことを指摘。これでは情報分散による不整合が発生してしまい、全社レベルでの情報活用は進まないと言う。これを改善するには、大規模なデータウェアハウスを導入し全社情報を統合化する共通基盤を構築するという手もあるが、その実現には多大な手間と時間、コストが発生してしまう。

OracleではもちろんOracle Exadataなどを用い大規模な全社情報基盤を構築するアプローチを強力に推進してはいる。とはいえ、とにかくEPM/BIを実現したいというのであれば、むしろまずは「見える化」し情報活用を素早く行うことに重点を置くアプローチを勧めるとのこと。そのために、統合データウェアハウスを最初に作るのではなく、ソースとなるデータベースや各種データファイルなどを仮想化で統合する方法を、Oracle BIでは提供しているとのことだ。

次のページ
3つのリアルタイムが経営革新をもたらす

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
DB Press連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

谷川 耕一(タニカワ コウイチ)

EnterpriseZine/DB Online チーフキュレーターかつてAI、エキスパートシステムが流行っていたころに、開発エンジニアとしてIT業界に。その後UNIXの専門雑誌の編集者を経て、外資系ソフトウェアベンダーの製品マーケティング、広告、広報などの業務を経験。現在はフリーランスのITジャーナリスト...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

EnterpriseZine(エンタープライズジン)
https://enterprisezine.jp/article/detail/3282 2012/02/10 17:30

Job Board

AD

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング