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ベンダーニュートラルにデータベースを語り尽くす3日間!データベース技術者のための大型カンファレンス誕生!


2011年10月19日からの3日間、「Inside Out - Database(データベーステクノロジーのオモテもウラも語り尽くす)」をテーマに、技術的にかなり「濃い」カンファレンスイベント"INSIGHT OUT 2011"が開催される。

データベーステクノロジーのオモテもウラも語り尽くす

 2011年10月19日からの3日間、「Inside Out-Database(データベーステクノロジーのオモテもウラも語り尽くす)」をテーマに、技術的にかなり「濃い」カンファレンスイベント"INSIGHT OUT"が開催される。

 イベントを主催するのはインサイトテクノロジー。Oracleのパフォーマンス管理を行うPerformance Insight、データベース監査製品であるPISO、そしてデータベースを含む、ITインフラストラクチャ全体のアクティビティを管理するPIEXを提供するベンダーだ。Performance Insightは、国内外を含め累計8,000台以上のOracleデータベースに導入されている老舗製品。PISOは、4年連続で国内シェアNo.1のデータベース監査製品。

 インサイトテクノロジーは、これら製品の提供だけでなく、データベースに関連するさまざまなコンサルティングサービスでも有名だ。Oracleだけでなく、SQL Serverを始めとする各種データベースに精通したエンジニアが多数活躍しており、技術的にも高度なサービスを提供している。ちなみに、同社社長の小幡氏は、DB Onlineの「DBプロに会いたい!」のコーナーにも登場しており、日本初のOracle ACE Directorでもある。

 INSIGHT OUTは、小幡氏の「日本を元気にしたい。そのためにも、優秀な日本のエンジニアが、どんどん世界のエンジニアとコミュニケーションができる場を提供したい」という思いから始まったイベントだ。

 たとえば、OracleやMicrosoftなどのベンダーが開催する各種イベントでは、海外から著名な講師を招いて、セッションも行われるが、こうしたイベントは、日本側で彼らに講師をお願いし招待することがほとんど。

 自身もOracle ACEで高度なデータベース技術を持っているインサイトテクノロジーの新久保浩二氏は、海外の講師を呼ぶのではなく、海外の講師が自ら「日本に行きたい、日本のエンジニアと話がしたい」と思うような場を提供したいとその意気込みを語る。

ベンダーニュートラルで高度な内容のセッションが多数

「日本から情報を発信していきたい」新久保氏
「日本から情報を発信していきたい」
新久保氏

 INSIGHT OUTは、インサイトテクノロジーにとって初めての大規模なイベントだ。過去にもINSIGHT WORLDというプライベートイベントは開催していたが、その際には同社が得意としていたOracleの話を中心に自社製品やサービスの話をする場だった。今回のINSIGHT OUTでは、「Oracleだけでなくさまざまなデータベースの話をしよう。そのためには、インサイトテクノロジーの技術者だけでなく、世界中からその道の専門家に来てもらい話をしてもらおう」と考えたとのことだ。

 データベースの分野に限らず、ベンダー主催のプライベートイベントでは、その会社の製品のいいところの話かしない。それぞれの製品やサービスには、いいところもあれば悪いところもあるのが当たり前。その両方を把握した上で製品やサービスを選ぶのが、賢いユーザーというものだ。ところがベンダー主催のイベントでは自社製品のここが悪いという話は出てこない。

 「INSIGHT OUTでは、この製品のここが悪いという話をするイベントにするつもりはありません。ただし、Oracleはこうなっている、オープンソースのデータベースはこうなっている。そういう話を参加者が聞いて、すぐにそれを比較検討したり、確認したりできるような場にしたいと考えています」と新久保氏は言う。

 そのために、イベントの内容はベンダーニュートラルにする。結果的に、3トラック3日間という極めて多数のセミナー枠が確保された。すべてのセッション内容はまだ固まっていないが、現在は商用製品ではOracle、SQL Serverに関連するものが多く、オープンソースではMySQL、PostgreSQLに関するものが多数ある。さらに、RDBMSだけでなくNoSQLに関するセッションもあれば、データベースを高速化するには、いまや切っても切れない関係の最新ハードウェア技術にも踏み込んだ内容があるとのこと。「国産ベンダーにも参加を打診しています」と新久保氏。参加が決まれば、さらに豊富な内容となる可能性は高い。

 INSIGHT OUTでは、ベンダーニュートラルで豊富なセッションが用意されているだけではない。各セッションは、その道のプロ中のプロが多数講師を勤める。そういった素晴らしい講師が集まることになったのは、前出の小幡氏が、コアなデータベース技術者が集まってディスカッションを行う「Oaktableというコミュニティのメンバーだからだ。Oaktableは、Oracle ACE Directorなども多数参加する技術者コミュニティで、実際にオークのテーブルに参加者が集まりFace to Faceでディスカッションを行う場から始まったコミュニティだ。メンバーは欧米を中心に世界中に散らばっており、自由で高度な情報交換や議論が行われている。今回のINSIGHT OUTには、このOaktableから多数の講師が来日するのだ。

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日本のエンジニアはもっと世界とコミュニケーションを

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この記事の著者

谷川 耕一(タニカワ コウイチ)

EnterpriseZine/DB Online チーフキュレーターかつてAI、エキスパートシステムが流行っていたころに、開発エンジニアとしてIT業界に。その後UNIXの専門雑誌の編集者を経て、外資系ソフトウェアベンダーの製品マーケティング、広告、広報などの業務を経験。現在はフリーランスのITジャーナリスト...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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