Mario Broodbakker(マリオ・ブラッドバッカー)氏
マリオ・ブラッドバッカー氏は、長年Oracleのエンジニアとして、Oracleのエンジニアとして活躍していた。その中で競合であるSQL Serverに関わることになり、結果的にSQL Serverのプロフェッショナルになってしまったという異色なエンジニアだ。現在はインサイトテクノロジーに2011年9月から在席している。氏は、Oracleを知り尽くした上で、SQL Serverのチューニングについて語る予定だ。
熊澤幸生氏
SQL Serverのエンジニアであれば、彼を知らない人はいないというくらい有名な熊澤氏。SQL Serverのチューニングの匠として広く知られている熊澤氏は、もちろんチューニングの話をする予定。新久保氏によれば「熊澤さんがSQL Serverの話を始めたら、5時間あっても足りない」とのことで、豊富な彼の知識がセッションでは多数披露されることと思われる。
石川雅也氏
石川氏もインサイトテクノロジーの創設者の一人。データベースについてはもちろん高度な技術を持っているエンジニアだが、今回はソフトウェアのデータベースだけでなく、その性能を引き出すハードウェアにも踏み込んだセッションを行う予定だ。石川氏は、もともとはハードウェアベンダーに所属していたので、ハードウェアについての造詣は深い。その後はOracleのチューニングに長く関わっている。最新のハードウェア技術とデータベースを組み合わせると、どのような効果が生まれるのか。今後データベースに関わるエンジニアが是非とも身につけておきたい分野の話が聞けるはずだ。
Alex Gorbachev(アレックス・ゴルバチェフ)氏
ゴルバチェフ氏も、Oracle Ace Directorで、かつOaktableのメンバーだ。Oracleデータベースの業界では知らない人がいないと言うほどの人で、世界中で行われているセミナーなどでの彼のセッションは、常に大人気とのこと。「Oracleだけでなく、MySQLでもなんでもこいという人」と新久保氏が言うように、ゴルバチェフ氏は今ではOracleだけでなく幅広いデータベースの知識を持っている。今回はMySQLに関するセッションも担当する。
諸橋 渉氏
日本に14人しかいないOracle Aceの1人。日本HPに所属して、サポートエンジニアとして活躍中。今回はサポートエンジニアの立場から、製品のパッチに関する話題を深く語ってくれる予定。諸橋氏のセッションについては、新久保氏も大きく期待しているとのこと。普段、Oracleの運用管理に苦労しているエンジニアには必見のセッションとなりそうだ。
新久保浩二氏
そして、今回、講師の面々を紹介してくれたOracle Aceの新久保氏も、もちろんセッションの講師をする。
「多くの人がOracleやSQL Serverの話をするので、私は少しそこから離れた話をしようかと思っています」(新久保氏)
オープンソースの世界で、かなり面白い動きがあるようで、それを紹介したいとのこと。もう1つは話題のNoSQLについても触れる予定。リレーショナルデータベースを知っているエンジニアがどういう観点でNoSQLに取り組めば良いのかを解説するとのことだ。
このほかにも、DB Onlineではお馴染みの日本マイクロソフトの多田氏、平山氏も登場する。そういったところからも期待のできるセミナーになりそうだ。
【関連URL】
INSIGHT OUT 2011