SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

直近開催のイベントはこちら!

EnterpriseZine編集部ではイベントを随時開催しております

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けの講座「EnterpriseZine Academy」や、すべてのITパーソンに向けた「新エバンジェリスト養成講座」などの講座を企画しています。EnterpriseZine編集部ならではの切り口・企画・講師セレクトで、明日を担うIT人材の育成をミッションに展開しております。

お申し込み受付中!

EnterpriseZine Press

イメージング技術とソフトウェアの融合を - キヤノンとオラクルがグローバル協業へ


ビッグデータ時代を迎える今後は非構造化データをいかに扱うかがポイントに

日本オラクル 代表執行役社長 最高経営責任者 遠藤隆雄氏
日本オラクル
代表執行役社長 最高経営責任者
遠藤隆雄氏

 日本オラクル 代表執行役社長 最高経営責任者 遠藤隆雄氏は「現在のITは複雑になりすぎて、業務と分断されており、ムダな投資コスト、運用コストが生じる要因となっている。それを解決するには、メーカーが顧客のニーズに適したチューニングをシステムに施すことが重要。SIerに押し付けるばかりではいけない」と語り、今回の協業について「企業の枠を超えてITリソースを最大化できるシステムを提供できるところに大きな意義がある。とくにビッグデータ時代を迎える今後は非構造化データをいかに扱うかがポイントになる。この点においても、イメージング技術のトップを行くキヤノングループと提携できるメリットはオラクルにとっても大きい」とその意義を強調する。

 両者の協業によって実現が期待されているのは、紙と業務システムのシームレスな連携だ。たとえば病院での受付業務や、申請書の提出→決済など紙を伴う業務の電子化、分散した拠点(支社、子会社、店舗など)に埋もれている紙情報の一元管理などが考えられる。

 遠藤氏は「業務プロセスに紐づいていた紙処理をシステム化すれば、社内システムだけでなくクラウドへの接続も可能になり、新たな価値が創出される」とし、紙のIT化が業務効率を大きく改善するとしている。

 価格は最小4CPUで480万円から。これにはOracleソフトウェアのライセンス利用料なども含まれる。なお、同プラットフォームは10月3日から米サンフランシスコで開催される「2011 Oracle OpenWorld」のキヤノンブースにて展示されることになっている。

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
EnterpriseZine Press連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

五味明子(ゴミ アキコ)

IT系出版社で編集者としてキャリアを積んだのち、2011年からフリーランスライターとして活動中。フィールドワークはオープンソース、クラウドコンピューティング、データアナリティクスなどエンタープライズITが中心で海外カンファレンスの取材が多い。
Twitter(@g3akk)や自身のブログでITニュース...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

EnterpriseZine(エンタープライズジン)
https://enterprisezine.jp/article/detail/3486 2011/09/28 16:46

Job Board

AD

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング