新しいバージョンを使おう!
InnoDBの進化はとても速く、バージョンが上がるごとに着実に性能を伸ばしてきている。高い性能を享受したければ、できるだけ新しいバージョンを使おう。MySQL 5.1+InnoDB Pluginが最低ラインだ。もちろん、新しいコードには新しいバグが入り込むのは真理であり、InnoDBも例外ではない。そのため、安定性を求めて枯れたバージョンを利用するのもひとつの選択肢であることは否定はしない。だが、新しいバージョンでは多数のバグ修正も含まれているので、一概に古いほうが安定しているとは言い難いのもまた事実である。これから開発を始めるなど、アプリケーションの互換性を気にしなくても良い場合には最新バージョンの一択だ。
以下に、筆者が以前新機能の紹介をしたエントリを挙げておくので、ぜひ参照してその気になって新しいバージョンを使いまくって頂きたい。
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- MySQLチューニング虎の巻連載記事一覧
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- MySQL InnoDBストレージエンジンのチューニング(後編)
- MySQL InnoDBストレージエンジンのチューニング(前編)
- MySQLチューニング虎の巻/ソートに関連するトピックとクエリの書き換え
- この記事の著者
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奥野 幹也 (オクノ ミキヤ)
日本オラクル株式会社
MySQL Global Business Unitテクニカルアナリスト※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
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