稟議でよく散見されるノーツ移行の理由に「ノーツという"製品"に課題があるから新システムに移行する」がある。一見、問題がないように思える。しかし、ユーザー所管のノーツアプリが多い場合は"製品"を理由にしてユーザー調整すると失敗する。なぜならば、新システムは、ユーザー所管のノーツアプリの移行ができないからだ。真の課題は、"製品"ではなく、エンドユーザーコンピューティング(EUC)だ。
この記事は参考になりましたか?
- ノーツ移行プロジェクトの落とし穴連載記事一覧
-
- ノーツ移行を成功させるための決め事とは?
- ノーツ移行の理由を的外れにしてはならない
- なぜノーツ移行は困難なのか?
- この記事の著者
-
茉璃 美昌(マリ ヨシアキ)
1993年初夏、発売前の日本語版ロータス・ノーツ R3J のベータ版を IBM PS/55 note C23V (OS/2)に IBM 社員 として初めて導入しデモ環境を作成。ノーツでは初のIBM 認定スペシャリスト。エグゼクティブ・セミナー講師や提案活動を通じノーツ普及に努める。IBM 退職後もバ...
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア