SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

最新イベントはこちら!

Data Tech 2024

2024年11月21日(木)オンライン開催

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けの講座「EnterpriseZine Academy」や、すべてのITパーソンに向けた「新エバンジェリスト養成講座」などの講座を企画しています。EnterpriseZine編集部ならではの切り口・企画・講師セレクトで、明日を担うIT人材の育成をミッションに展開しております。

お申し込み受付中!

EnterpriseZine(エンタープライズジン)

EnterpriseZine編集部が最旬ITトピックの深層に迫る。ここでしか読めない、エンタープライズITの最新トピックをお届けします。

『EnterpriseZine Press』

2024年秋号(EnterpriseZine Press 2024 Autumn)特集「生成AI時代に考える“真のDX人材育成”──『スキル策定』『実践』2つの観点で紐解く」

「MODERNIZE~ITとデータセンターの未来を変える」―EMC World2016 ダイジェスト(AD)

2016年はオールフラッシュ元年だ―フラッシュによるITトランスフォーメーション

ミッドレンジのオールフラッシュ「Unity」とは?

 さてここからは注目のミッドレンジのフラッシュ製品Unityを見ていこう。日本でも5月18日から出荷開始となった。ミッドレンジの既存製品VNXと比較するとUnityはシンプルかつコンパクトに設計されている。

 Unityなら最小構成は2Uのエンクロージャーでディスクは25本。VNXだと最小構成でも7Uなので、UnityはVNXと比較してラックスペースは1/3、コストは半分、それでいて3倍の性能を持つ(VNX5800とUnity 600Fを比較した場合)。

 Unityは提供形態が多岐にわたるのも特徴だ。ミッドレンジユニファイドストレージとしてのUnityはオールフラッシュとハイブリッド(SASやNL-SASとのハイブリッド)モデルがあるほかに、ソフトウェア版の「Unity VSA」や、コンバージドインフラストラクチャ製品「VBlock」に組み込まれて提供される。

 ユニファイドストレージのソフトウェアとなる「Unity VSA」はESXiサーバーにインストールして使う。無償版と有償版があり、機能は同じで有償版はEMCのフルサポートがつく。有償版なら最大50TBまで利用可能。

 対応しているプロトコルもNAS、SAN、VVOLSと多岐にわたる。コンバージドインフラストラクチャ製品なら高い性能を必要とするトランザクション処理、ソフトウェア版ならファイル共有などワークロードに合わせて製品を選べるようになっている。

 画期的なのが価格だ。フラッシュ製品は高価格というイメージがあるなか、ユニファイドストレージでオールフラッシュなら200万円程度から、ハイブリッドなら100万円台から提供される。内田氏は「これまでよりも低コストでオールフラッシュが使えます」と強調する。

 EMCでは「XPECT MORE」というプログラムも提供している。これはXtremIOなどで提供済みのプログラムをUnityにも適用するもので、保守費の固定化、3年間の返金保障、故障前の部品交換(稼働状況を監視して故障を予期して事前に交換)からなるプログラムだ。

次のページ
ブラウザベースの「Unisphere」で運用管理をシンプルに

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
「MODERNIZE~ITとデータセンターの未来を変える」―EMC World2016 ダイジェスト連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

加山 恵美(カヤマ エミ)

EnterpriseZine/Security Online キュレーターフリーランスライター。茨城大学理学部卒。金融機関のシステム子会社でシステムエンジニアを経験した後にIT系のライターとして独立。エンジニア視点で記事を提供していきたい。EnterpriseZine/DB Online の取材・記事も担当しています。Webサイト:https://emiekayama.net

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

EnterpriseZine(エンタープライズジン)
https://enterprisezine.jp/article/detail/8208 2016/07/21 12:17

Job Board

AD

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング