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クラウドを使うだけではない、真のデジタルトランスフォームとは?

edited by DB Online   2017/09/25 06:00

 本セッションのテーマはハイブリッドクラウドだ。今回新たに紹介されたのはパブリッククラウドサービスのMicrosoft Azureと、その環境と関連サービスをオンプレミスに展開可能にするMicrosoft Azure Stackだ。

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クラウドネイティブの企業と互角にビジネスをするために

デル株式会社 インフラストラクチャ・ソリューションズ事業統括 ソリューション本部 シニアビジネス開発マネージャ 増月孝信氏
Dell EMC 
インフラストラクチャ・ソリューションズ事業統括 ソリューション本部 
シニアビジネス開発マネージャ 増月孝信氏

 Dell EMC インフラストラクチャ・ソリューションズ事業統括 ソリューション本部 シニアビジネス開発マネージャの増月孝信氏は「ITのトランスフォームにおける大きなトレンドとして、クラウドが来ています。ただ我々の視点として、単にオンプレにあるアプリケーションやサービスを仮想化環境やクラウドに動かすだけ、というのは本来の本質的な部分ではないと考えています」と語る。

 Dell EMCがグローバルで、1000人のエグゼクティブに「ビジネスを行うにあたり、どういったことに脅威を感じているか」というサーベイを行ったところ、約8割から「自動車配車のUberや映像ストリーミング配信のNetflixのような新興企業」というフィードバックを得た。

 既存のサービスをWeb上に移管しただけではなく、全く新しいビジネスモデルを打ち出したクラウドネイティブの企業が出て来て、どんどん付加価値をつけている状況を、非常にシビアに考えていることが分かる。

 「ですから投資という視点で考えると、効率を考えてきたITトランスフォームから、次のステップであるデジタルトランスフォームへ向けて大きく加速されるとみています」(増月氏)。

 そこで重要になってくるのは、既存のプラットフォームから新しいものへの変換だ。「そこでマスト(必須)となるキーワードがハイブリッドです。避けては通れません。先にオンプレやパブリッククラウドから始めても、最終的にはハイブリッドクラウドの世界を無視して、色々なビジネスをするというのは、非常に難しいと考えます」(増月氏)。

 ITとデジタル機器の発展により様々なことが便利になり、自分たちが生活の中で使っている環境が、そのままビジネスでも使えることへの期待が高まっている。セキュリティの観点などの課題を抱えつつも、常にサービスが使え、自分が期待するレスポンスで色々なことができ、さらにもっと賢いサービスであってほしいというわけだ。

 「その期待に既存のアプリケーションやサービスの形態で応えるのは、現実的な世界ではありません。まったく新しい方法論が必要になってきます。プラットフォームも大きく変換しなければならない。今、そういう流れなのです」(増月氏)。


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連載:Dell EMC WORLD 2017 Report
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