防衛および安全保障という視点からサイバーセキュリティを考えるイベント、「サイバー防衛シンポジウム熱海2023」が7月1日~2日の2日間にかけて開催される。
今年のテーマは「新たなサイバー戦に備えよ!~ウクライナ紛争がもたらしたもの~」と、昨年に引き続きウクライナ情勢のほか、緊迫する国際情勢を反映した内容だ。
本シンポジウムは、今や第5の戦場として位置付けられているサイバー空間において、安全保障という視点から最新情報の共有や意見交換を行い、日本の安全に貢献することを目的としている。
本シンポジウムは事前チケット制となっており、今年の開催場所は熱海後楽園ホテルのほか、オンライン(1日目講演のみ)というハイブリッド形式で行われる。定員は現地220名、オンライン300名となっている。
チケットは5月12日より販売を始めており、現地参加チケットの1次募集は既に完売。一方オンラインについては、5月12日17時半時点でまだ受付中だ。
初日には、陸上自衛隊の陸上幕僚長を務めた岩田清文氏が基調講演を行うほか、ロシア専門家の小泉悠氏も登壇予定となっている。
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