SUSEは、SUSE Edge 3.1の一般提供の一環として、クラウドネイティブエッジコンピューティングの新機能を発表した。
SUSE Edge 3.1は、様々な業界のユースケース、ターゲットハードウェアプラットフォーム、および実装シナリオをサポートするクラウドプラットフォーム。分散したトポロジーにおける、数万のエッジデバイスの自動化された展開と、ライフサイクル管理をサポートするとのことだ。
また、今回発表された機能により、企業はネットワーク全体から収集したデータや運用情報を活用し、効果的に管理されたアプリケーションを開発できるようになるという。これらが搭載されたEdge 3.1の特徴は以下のとおり。
- カスタマイズされた検証済みアーキテクチャ:x86-64とArm64の双方のシステムをサポート。検証済みのアーキテクチャにより、顧客の立ち上げ時間を短縮し、エッジの展開における一貫したパフォーマンスを確保する
- 容易な拡張と展開:OSからアプリケーションまで、エッジクラウドスタック全体を均等に拡張し、運用を完全に自動化して処理する管理ソリューションを提供
- セキュリティとコンプライアンス:SUSEの基盤プラットフォームの、高速化された統合リスク管理機能と認証をベースに構築。これらの機能を活用した構成、デリバリー、ガバナンスを適用することで、企業の価値向上に貢献する
- エッジ向けに構築:エッジコンピューティング向けに構築されたコンポーネントを使用し、高性能のエッジランタイムと、小フットプリントのエッジスタックを実現
- 顧客の投資を保護:GitOpsベースのインフラストラクチャと構成管理に、業界標準のベンダーニュートラルAPIを使用し、ROIを高める
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