オラクル(Oracle)は、「Oracle Exadata Database Service on Exascale Infrastructure」における、「Oracle AI Database@AWS」の一般提供を開始した。
これにより、あらゆる規模の「Oracle AI Database」ワークロードで、Exadataクラスの性能と従量課金の経済性を利用できるようになるとしている。また、オラクルとAmazon Web Services(AWS)は、顧客のOracle AI Database@AWSへの移行加速を目的として、長期的な戦略的協業契約を拡大するという。
利用の柔軟性が増したExadata基盤は、AIを含む、さらに幅広いワークロードにも対応するとのこと。Oracle AI Databaseは、顧客のビジネスデータにAIを直接適用し、データを移動あるいは複製することなく、生成AIやエージェント型AIを活用できるようにするという。
また、AWSとの協業拡大により、顧客はすでに利用しているAWSのAIおよび分析サービスとともに、最も重要なワークロードをOracle AI Database@AWS上で稼働するための、より迅速でリスクの低い移行手段を利用できるとしている。
オラクルとAWSはこの1年間、Oracle AI Database@AWSについて、導入の簡素化、効率的なスケーリング、Oracle AI DatabaseワークロードとAWSの分析・AIサービスとの連携を支援する複数の機能を提供してきたとのこと。主な拡張機能は次のとおり。
- 「Oracle Autonomous AI Database Serverless」を一般提供開始:インフラストラクチャをプロビジョニングしたり管理したりすることなく、フルマネージドのデータベースを迅速に構築、実行できる
- アプリケーション-データベース間レイテンシを200マイクロ秒未満に:OLTPシステム、ERPアプリケーション、AI対応の業務アプリケーションなど、レイテンシに敏感なワークロードをデータベースの近くで実行できる。AWS High Performance Networking(EC2 Placement Groups)と最新の導入ガイダンスを利用することで、Oracle AI Database@AWSはアプリケーションとデータベース間のラウンドトリップ・レイテンシを最短165マイクロ秒まで低減する
- AWSサービスとのシームレスな連携:Amazon Bedrock、Amazon Quick、Amazon SageMakerなどAWSのAIおよび分析サービスをOracleデータに直接適用することで、新たなインサイトの獲得やAI対応アプリケーションの構築を支援する。また、Amazon RedshiftとのゼロETL統合によるデータ・パイプラインの構築・管理の不要化、Amazon S3へのOracle管理バックアップ、Amazon CloudWatchによる監視、Amazon EventBridgeを利用したイベント駆動型アプリケーションの構築など、すでに利用しているAWSサービスとOracle AI Databaseワークロードを接続できる
- Platinum Oracle Maximum Availability Architecture(MAA)をサポート:ミッションクリティカルなOracle AI Database@AWSワークロードのレジリエンス向上、アプリケーション性能の向上、手動作業の削減を支援する
- Oracle AI Database@AWSを22のAWSリージョンで提供:世界22のAWSリージョンで利用可能となり、顧客の導入における選択肢を拡大する
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