「data tech 2021 レポート」連載一覧
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2022/02/04
時代は“躍動するデータ”を求める――Confluentが構築する「Data in Motion」とは
企業の競争力を高めるために、従来はデータストレージに物理的に保存するのが一般的だったデータを、リアルタイムで素早く処理する仕組みへシフトする動きが活発になっている。時代は「Data at Rest(休止したデータ)」から「Data in Motion(躍動するデータ)」へ移行しつつあるのだ。今回、「Set Data in Motion(データを動かす)」というミッションの下、データのストリーミング処理プラットフォームを展開するConfluentが、今の時代に求められているデータ活用の在り方とD...
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2022/01/31
オラクルがすべてのエンジニア/データアーキテクトにささげるデータ基盤 DXのためのデータ管理とは
現在、DXの本質について今一度深く考えるべきタイミングに差し掛かっている。そのタイミングで開催された「data tech 2021」のセッションでは、「全てのデータアーキテクト、エンジニア、サイエンティストに捧ぐDXの核心を突くオラクルのデータ基盤を説く」と題して、DXの核心を突くにはどうしたら良いのか、そして実現を支えるオラクルのデータ基盤とは一体どのようなものなのかを、日本オラクル株式会社 事業戦略統括 戦略事業推進本部長の人見尊志氏が解説した。
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2022/01/25
データ活用環境を“ノーコード”かつ、数日で構築──「b→dash」で実現するコストと工数半減の裏側
DX推進やデータ活用に多くのコストや工数を投下しているものの、期待した成果を生み出せていない企業は多い。そこで、データテクノロジーのソリューションである「b→dash(ビーダッシュ)」を開発・提供し、数々の企業へデータ活用の支援を行っている、株式会社データX Marketing Unit/Managerの宮川雄希氏が講演を行った。「運用コスト」と「ツール工数」を半減し、“ノーコード”でのデータ活用環境の構築により主要KPIを大幅に改善したDX成功企業の事例を取り上げ、それがb→dashによって...
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2022/01/11
「現場の社員が自分で分析できるようになる」 ソートスポットで実現する“専門家いらず”のデータ分析とは
「データ分析官に頼ることなく、現場の社員が自分でデータ分析を行えるようにしたい……」そのようなニーズに応えるべく、9年前に登場したのがThoughtSpot(ソートスポット)だ。後発ながら、ウォルマートや京セラなど国内外の大企業に導入されており、クラウドアナリティクス企業として注目を集めている。アナリティクスのツールが無数に存在する今、なぜ名だたる大企業からThoughtSpotが採用されているのか。ソートスポット合同会社のシニア ソリューション エンジニア 赤栗雅史氏が、ツールの概要と数々の...
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2022/01/06
「コアの再定義と従来プロセスの見直しから」 石角友愛氏が提唱する“真のDX”の踏み出し方
「DX推進」という言葉が至るところから聞こえるようになった昨今だが、未だ多くの企業が苦戦しているのではないだろうか。そこで今回、「DXの核心」をテーマに開催された「data tech 2021」において、パロアルトインサイトCEO/AIビジネスデザイナーの石角友愛(いしずみ ともえ)氏が登壇した。同氏は現在シリコンバレーに身を置きながら、100社以上の日本企業へDX戦略の策定やAI活用の支援、開発・導入を行っている。著書『いまこそ知りたいDX戦略』でご存じのEnterpriseZine読者も多...
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2021/12/28
「DX推進に必要な要素は4つある」――中外製薬がデジタルで目指すトップイノベーターへの道筋
中外製薬は、2019年に策定した3ヵ年中期経営計画「IBI 21」で設定した定性/定量両方の目標を1年前倒しで達成したとし、2021年2月に新成長戦略「TOP I 2030」を発表した。「TOP I 2030」では「世界最高水準の創薬の実現」と「先進的事業モデルの構築」の2つを柱に据えている。2030年に向けてヘルスケア産業のトップイノベーター像の確立を目指す中、DXはどのような位置付けにあるのか。11月25日に行われたオンラインイベント「data tech 2021」に登壇した、同執行役員...
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2021/12/27
明光義塾が「ひとりDX推進室」から始めたデジタル変革 孤軍奮闘した担当者が明かす“データ活用の歩み”
個別指導塾「明光義塾」を全国約1,800教室に展開する明光ネットワークジャパンは、ITツールを活用したオンライン授業の提供やMA/CRM導入に取り組み、着実にデジタル化を進めてきた。システムが事業ごとに分断されており、全社横断的なデータ活用が難しいという課題を解消するべくデータ統合自動化サービス「trocco」を活用。システムが点在していても、オペレーションが分断されていても、データがプラットフォーム上で流通可能な仕組を構築している。
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2021/12/24
ライオン×ヤマハ発動機のDX推進リーダーが「DXの進め方」を考察 AI/データ活用、組織の在り方とは
2021年11月25日に開催された「data tech 2021」では、今まさに事業会社でDXを推進している、ヤマハ発動機 IT本部デジタル戦略部デジタルマーケティンググループ グループリーダー 兼 データ分析グループ グループリーダー 大西圭一氏とライオン DX推進部長 黒川博史氏をパネリストに迎えてパネルディスカッションを実施。DXの意義、AIやデータ活用との関連性、組織のあり方など、現在体験していることを含めて議論が交わされた。
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2021/12/16
「走りながら進める」digil田口慶二氏が語る、DX推進を絵に描いた餅にしない方法
すべてのDXの取り組みが成功しているわけではない。「絵に描いた餅」にしないためには、「走りながら進めるDX」というアプローチが重要というのはdigil 代表取締役社長の田口慶二氏だ。11月25日に開催された「data tech 2021」では、田口氏が自身の経験をもとに、データ蓄積とデータ分析の両輪を回すためのIT戦略のアプローチと実践について明かした。