SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

直近開催のイベントはこちら!

EnterpriseZine編集部ではイベントを随時開催しております

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けの講座「EnterpriseZine Academy」や、すべてのITパーソンに向けた「新エバンジェリスト養成講座」などの講座を企画しています。EnterpriseZine編集部ならではの切り口・企画・講師セレクトで、明日を担うIT人材の育成をミッションに展開しております。

お申し込み受付中!

Operation Online Press(AD)

20年以上バックアップ製品を扱ってきたノックスが語る いまルーブリックが求められている理由とは

ランサムウェアの攻撃からも確実にバックアップデータを守る

 ルーブリックの普及が進んだ背景には、ランサムウェア攻撃が増えていることが影響している。2018年頃から世の中でランサムウェアによる攻撃が急増しており、実際に感染してしまい身代金を払わざる得なくなった企業も出ている。ランサムウェアの攻撃に対しては、バックアップデータを使うことで感染前の状態に戻して対処することがある。この時に必要となるのが、感染していない安全なバックアップデータだ。

 昨今、ランサムウェアの攻撃は巧妙化しており、復旧のためのバックアップデータも併せて攻撃し暗号化することで、利用できなくするという手法もとられている。

 「ルーブリックの場合はバックアップアプライアンスであることに加え、イミュータブルなファイルシステムになっているため、保護されているデータがランサムウェアに感染しないシステムになっています。ランサムウェア対策を念頭に置くと、ルーブリック以外の従来型バックアップツールは選びにくくなっていると思います」と小幡氏。ランサムウェア対策の機能が備わっていることは、自然災害などの事故に備えた保険として捉えられることが多いバックアップ機能単体の製品よりも、企業側で予算をつけやすい面もある。

 さらにルーブリックのもう1つの特長が、クラウドデータマネジメントだ。AWSやMicrosoft Azureとの連係機能は、今やどのバックアップツールベンダーも搭載している。ルーブリックは、クラウドと連携して使うことを前提とした設計をしており、GUIも最初からそれを意識した作り込みがなされている。

 「バックアップのツールには、1990年代から続く歴史の長い製品もあります。それらのツールが開発された頃は、当然ながらランサムウェアやクラウドもありませんでした。ルーブリックは新しいツールなので、最初からランサムウェアやクラウドなどの新しい要件に対応した設計になっています。新しい技術に対応する機能が後付けではなく、標準機能として組み込まれており、しかも誰でも簡単に使えるようになっているのです」(小幡氏)

 ある製造業の企業では、ランサムウェア攻撃を受けシステムが利用できなくなってしまったことがある。このとき復旧しようとしても、すぐに使えるバックアップデータがなく、業務が数日間にわたり停止することになり大きな損害が出てしまった。この企業では、その後のITインフラ全体の見直しにおいて、ランサムウェアに対応できる仕組みであることが新たな要件となり、ルーブリックを採用することになったという。

 また、ある大学では増え続けるデータの効率的な管理のために、ルーブリックのクラウドデータマネジメントの機能を利用し、アクセス頻度の低いデータをクラウドストレージに保存している。クラウドデータマネジメント機能は、ルーブリックのアプライアンスに標準で装備されている機能であり、追加でアプライアンスの容量を増やすことなく、効率的で安価に膨大なデータの保護を実現できた。

次のページ
Rubrik Complete Editionで価格のハードルを下げる

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
関連リンク
Operation Online Press連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

谷川 耕一(タニカワ コウイチ)

EnterpriseZine/DB Online チーフキュレーターかつてAI、エキスパートシステムが流行っていたころに、開発エンジニアとしてIT業界に。その後UNIXの専門雑誌の編集者を経て、外資系ソフトウェアベンダーの製品マーケティング、広告、広報などの業務を経験。現在はフリーランスのITジャーナリスト...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

EnterpriseZine(エンタープライズジン)
https://enterprisezine.jp/article/detail/13621 2020/12/03 10:00

Job Board

AD

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング