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2024年秋号(EnterpriseZine Press 2024 Autumn)特集「生成AI時代に考える“真のDX人材育成”──『スキル策定』『実践』2つの観点で紐解く」

変化する情報活用ニーズ、進化しないデータウェアハウス

情報系システムが支えるスピード経営

第1回

欲しいレポートを出せばそれで良かったこれまでの情報システム

 ITの歴史は、一部の業務プロセスを自動化することから始まり、その適用範囲を広げるように進化してきました。つまり、業務系システムと戦略系システムの構築と運用を中心に回ってきたわけです。

 一方、情報系システムはと言えば、価値を生み出すプロセスは全く異なるにも係わらず、業務系・戦略系と全く同じマインドで構築されてきました。どういう事かと言えば、先ず、データを利用して定型レポートをユーザに提供するまでがシステムの役割である、という考え方です。システム的には、業務システムに蓄えられたデータをデータウェアハウスに移し、そこから必要なデータを選り分けてレポートを作成する、というプロセスを自動化し、そのレポートが期限通りに提出できるようにシステム構成と運用を最適化する、というものです。

 情報システム部門は、欲しいと言われたレポートを期限通りに提出したのだから、そのレポートの使い方はユーザにお任せします、ITを活用してレポート作成の時間を短縮し、正確な情報を提供して責任を果たしました、というスタンスを貫いています。そして、そのシステムは業務系システムと同様、長期間仕様が固定されて使われることを前提に構築されますので「ユーザの情報ニーズは変化し、システムは柔軟にニーズに応えていかなければ価値を生まない」という視点は全く考慮されていません。

情報系システムにくすぶるユーザー企業の不満

 情報系システムを構築する場合、どのようなアプローチをしているのかを振り返れば、このことがより一層明らかになります。

 先ず、情報システム部門もユーザ部門も分析・レポートツールの評価から入ります。ツールによっては、概要レポートだけでなく、さらにドリルダウン分析をするために何段階にも渡る詳細レポートを用意しているものもあります。そして、検討は、これらの予め用意されたレポートの内どれが役立つのか、という検討段階に進みます。システム構築論から言えば、これが最も効率的なプロジェクト推進方法です。ERPシステム構築と全く同じステップを踏んでいます。

 しかし、これでは、自らの業務における意思決定を行うためにどの様な情報、どのようなデータが必要なのか、という本質的な議論に入っていきません。

 本来、情報系システムとは、ユーザの意思決定やひらめきを支援するために、ユーザの思考パターンや能力に近づいていかなければならないシステムであるが故に、その分析方法にもユーザの知恵や思考パターンが反映されてなければならないものです。しかし、予め用意されたレポートをユーザに提示してしまうことで、ユーザのアイデアが入り込む機会を著しく制限してしまっていると言えます。そして、出来上がった情報系システムは比較的早い時期に、ユーザニーズから外れていきます。

 この様に構築・運用されてきた情報系システムに対する経営側、ユーザ側の評価は非常に厳しいものがあります。

次のページ
意思決定を支援する真の情報系システムとは

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この記事の著者

サイベース 冨樫 明(サイベース トガシ アキラ)

サイベース株式会社 マーケティング本部 本部長。日系大手コンピュータメーカーで21年間海外ビジネスに携わった後、ベリタスソフトウェア、シマンテックでマーケティングに従事し、2006年より現職。著書に「内部統制今知りたい50の疑問―米国での実践経験から」がある。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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