今回は、OJTを担当する上で避けて通れない「叱る」という行為について取り上げます。とても難しい技術ですが、キチンと身につければ後輩社員の育成力がぐっとアップします。

配属から3ヶ月くらい経つと、新入社員の緊張も緩んできます。
そろそろ、マナーや仕事の進め方で叱る機会がで出てきますよね。ただし、後輩が反省していない素振りを見せたり、不服そうな態度を取ったりしている場合は、叱られた内容について正しく理解していない可能性が高いと見るべきでしょう。

皆さんもご存知のとおり、叱るというのは非常に難しい行為です。誰しも人を叱りたいとは思いませんし、下手な叱り方をすればせっかく築いた人間関係を壊しかねません。また、皆さんがせっかく心を鬼にして叱ったとしても、後輩が理解してくれなければ意味がありません。
このように、何とも難しい行為なのですが、然るべき時にキチンと叱ることによって後輩の成長を促すことができるのも事実です。ぜひ、叱り方のポイントを知り、良好な人間関係を維持しながら、効率よく成長を促進しましょう。
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森 美緒(モリ ミオ)
グローバル ナレッジ ネットワーク株式会社 ビジネススキルグループ 人材教育コンサルタント。ヒューマンスキル研修講師を担当。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
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