オラクル製品の長期にわたる豊富な経験
日立システムアンドサービス(以下、日立システム)がOracle Database のビジネスを始めたのは1991 年、OracleDatabaseのバージョンがまだ6だったころだ。当時の市場には数多くのデータベース製品があり、性能や機能の優劣を激しく競い合い、どの製品が将来的にシェアを獲得して勝利するかはわからない時代だ。そんな中、同社ではいち早くOracle Database に注目し、製品の販売とOracle Database を活用したシステム構築を他社に先駆けて手がけた。
1994年にはOracle Database の一次サポートサービスの提供も開始。これは、国内のSIerとしてはかなり早い時期からの取り組みだ。サポートサービス開始当初は9 〜17 時の対応だったが、2000年には24時間365日のサポートも開始する。
「まだ、オラクルの基本サービスが24時間対応ではなかったころに、社内に3交代のサポート体制を築いて対応しました」。日立システム プラットフォームソリューション本部 カスタマサポートセンタ 主任技師の初原広一氏は、24時間365日のサービスがオラクルではまだオプションメニューだった時期から、顧客ニーズに対応するためにいち早く取り組んでいたと語る。
こうした積極的なOracle Databaseへの取り組みもあり、今では900社、2000ものサポート契約を獲得している。そして、オラクル製品サポートサービスを提供するための、優秀な専門的技術力を保持するパートナー企業であることを証明する「Oracle Advanced Certified Support Partner for Technology Products」の認定も、同社は6 年連続で受けているのだ。