サイバー攻撃の被害が企業に与える影響は計り知れません。昨今のセキュリティインシデントに見られるように、世間的にも法律的にも企業に大きな責任が問われます。サイバーセキュリティに組織全体で立ち向かっていくことが重要となる今、大切なのが「法律」の観点。技術ばかりが先行しがちなセキュリティですが、企業としてリーガル面から対策を練ることが不可欠です。今回ご紹介するのは、セキュリティ業界の有識者が共著した『サイバーセキュリティ対応の企業実務:平時・有事における組織的・法的対策の進め方』(中央経済社)。組織としてどのように有事に備えるべきか、“法的”な観点から説いた本書の一部を紐解いていきます。
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