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アクティビスト対応は経営変革のトリガー ── DNP とJ.フロントリテイリングが語るCFO組織の役割とは

「BeyondTheBlack TOKYO 2024」レポート


「アクティビストからの投資は、むしろ私たちの変革を加速させるきっかけとなった」──企業にとって、かつては“物言う株主”として警戒されてきたアクティビストファンド。しかし今、その存在を企業価値向上のトリガーとして前向きに捉える経営者が増えている。大日本印刷(DNP)では、アクティビストの出現を契機に、すでに準備していた改革を一気に加速させた。一方、J.フロントリテイリングの財務戦略統括部長も、CFO組織自体が社内アクティビストであるべきと語る。ブラックラインが主催した「BeyondTheBlack TOKYO 2024」で行われた「CFO組織が拓く未来」と題したパネルディスカッションでは、両社のCFOが、経営改革とCFO組織の未来像について率直な議論を展開。従来の「守りの経理」から、戦略的パートナーへと進化するCFO組織の最前線が明らかになった。

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京部康男 (編集部)(キョウベヤスオ)

ライター兼エディター。翔泳社EnterpriseZineには業務委託として関わる。翔泳社在籍時には各種イベントの立ち上げやメディア、書籍、イベントに関わってきた。現在は、EnterpriseZineをメインにした取材編集活動、フリーランスとして企業のWeb記事作成、企業出版の支援などもおこなっている。 ...

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