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10年の節目を迎えたiモード、NTTドコモ次の10年への布石

 11月25日に開催されたmobidec2009。今回も携帯電話向けコンテンツや各種技術、業界の最新動向について、各社のキーマンによる講演が行われた。最初のセッションでは、NTTドコモの原田由佳氏が、10年の節目を迎えたiモードの次の10年に向けた現在の施策について語った。(MarkeZineと共同掲載)

コンテンツ利用者を増やすiモードの施策

 デコメやゲームなどのプリインストールを充実し、Styleシリーズではデコメを定期的にダウンロードできる仕掛けも用意した2009年冬の新端末。中でもドラクエは、新端末発売後5日程度で10万もの有料ダウンロードがあった。4月以降発売された端末では、専用ボタン押下時にポータルを即時表示するようにしたため、iモードの利用者が増加したという。

 原田氏によれば、1日あたりのPVは2000万を超えている。コンテンツをカテゴリ別に見ると、ゲームが堅調、ミュージックは若干落ち気味。BeeTVなどの影響で一時的に利用者が上昇した動画は現在落ち着いている。一方、着メロやゲーム、歌詞など各種コンテンツやショッピングなどの専門ジャンルの増加に伴い、検索の利用は進んでおり、コンテンツ市場の活性化に一役買っているようだ。

株式会社NTTドコモ
コンシューマサービス部 原田由佳氏
株式会社NTTドコモ コンシューマサービス部 原田由佳氏

 パケット定額の利用者は順調に推移。年代別の加入率を見ると10代は9割、20代は8割、30代は60%、40代が50%という状況になっている。今後は、利用割合の低い30代~50代の定額制加入を促進することで、コンテンツ市場拡大を狙う。

 メニュー内に新設したトピックス枠や、メニューリストのレコメンドコーナーはコンテンツプロバイダ向けの施策だ。例えば、レコメンドコーナーで一週間紹介した占いサイト「大泉の母」は、該当期間で5万5000件のアクセスと、2000件の有料登録を獲得。ハロウィンにあわせて紹介されたデコメサイトも、通常の5倍のPVと3倍の有料登録を得るなど、大きな効果を挙げている。

iモードのジャンル別利用動向

 iモードの利用者は4876万人を超え、有料コンテンツの月間売上は228億に上っている。ジャンル別でユニークユーザー数を見ると、天気やニュースの伸びが顕著で、ゲームのシェアも高い。特に、専門サイトのほかコミュニティや企業サイト内でも配信されているゲームは、トータルでかなりの数が利用されていると見られる。

 ゲームに注目すると、特に女性向けの恋愛ゲームが1年で倍増しており、50万~60万のユーザーを獲得してゲームカテゴリを牽引している。内容面では、ティーンズラブ系のストーリーに携帯ならではの占いやメール、動画などのバリエーションを持たせたものが好評を得ているという。

 一方、ショッピングでは、端末の画面表示性能の向上に伴って若年層を中心に利用が促進されている。例えば、モバイルサイトだけで147億円を売り上げる通販会社大手ニッセンでは、サイト単独やメルマガによる誘導が大きな効果を挙げている。また、占いを通して香水をレコメンドするなど、iチャネルやiコンシェルでのコンテンツ活用も進んでいるようだ。

 2008年4月にスタートした企業ブランドジャンルには、現在180ほどのサイトが参加しており、コンスタントに1000万人に近いユニークユーザーを毎月獲得している。商品名やブランド名を指定した検索からのアクセスが多く、テレビや雑誌などで認知し、モバイルなどで検索するという流れが定着している模様。講演では、日本HPやルイ・ヴィトン、ハーゲンダッツの例も紹介された。

 その他、グルメ分野では、マクドナルド、ぐるなび、ホットペッパー、食べログなどがiコンシェルやクーポンをうまく活用し牽引している。月間6.5億円市場に成長したメロディーコール分野では、2010年2月からお試し利用を通して、さらなるユーザーの拡大を図る予定だ。コミックの売上が横ばいとなった電子書籍分野では、来年以降、小説や雑誌をプッシュして市場を拡大する。人に相談できない悩みを解決できる健康サイトは順調な伸び。データがサイトに蓄積されるため、継続利用が多いという特性があり、今後に期待を寄せているという。

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パーソナル化に向け着実にバージョンアップするiコンシェル

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この記事の著者

森 英信(モリ ヒデノブ)

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https://enterprisezine.jp/article/detail/2103 2010/01/13 07:00

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