塩野義製薬が挑むAI活用と医療倫理の両立/生成AIによるメディカルライティングの実践
塩野義製薬「SHIONOGI DATA SCIENCE FES 2025」レポート

塩野義製薬が開催した「SHIONOGI DATA SCIENCE FES 2025」(DS FES2025)では、メディカルライティング業務の効率化に向けた生成AIの実践的活用事例が紹介された。同社データサイエンス部のGenerative AIグループは、文書検索AIと文書作成支援AIという2つのアプリケーション開発を通じて、新薬開発プロセスの短縮に挑戦している。一方で、データジャーニー全体における高い倫理観の必要性も強調され、Data Ethics Canvasの活用やリスク評価の実施など、AI倫理を担保するための具体的な取り組みが示された。攻めと守りのバランスを取りながら、人々の健康に寄り添うAI活用の姿を探る。
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冨永 裕子(トミナガ ユウコ)
IT調査会社(ITR、IDC Japan)で、エンタープライズIT分野におけるソフトウエアの調査プロジェクトを担当する。その傍らITコンサルタントとして、ユーザー企業を対象としたITマネジメント領域を中心としたコンサルティングプロジェクトを経験。現在はフリーランスのITアナリスト兼ITコンサルタン...
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