24時間運用のMSP拠点をあえて「リゾート地」に スカイ365が挑む、脱コスト削減のオフショア戦略
初の海外拠点、「日本品質」をベトナム・ニャチャンで実現へ
国内IT人材の枯渇が深刻化する中、「2025年の崖」を乗り越える鍵としてオフショアのあり方が大きく変化している。コスト削減が主導していた頃から、今は“質の高い”リソースの確保や事業継続性を支えるパートナーシップへと、その役割を変えつつあるのだ。こうした中、クラウドに特化したMSPを提供するスカイ365は、ベトナムのリゾート地「ニャチャン」に新たなオペレーションセンターを開設した。なぜハノイやホーチミンといった大都市ではなく、地方都市を選んだのか。そこには24時間365日の安定稼働を使命とするMSPならではの緻密な戦略、そして日本とベトナムの若者が紡ぐ、新たな「協創」の姿があった。
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谷川 耕一(タニカワ コウイチ)
EnterpriseZine/DB Online チーフキュレーターかつてAI、エキスパートシステムが流行っていたころに、開発エンジニアとしてIT業界に。その後UNIXの専門雑誌の編集者を経て、外資系ソフトウェアベンダーの製品マーケティング、広告、広報などの業務を経験。現在はフリーランスのITジャーナリスト...
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
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