なぜこのタイミング?IPAがブランド刷新に込めるAI社会実装への想い 経産省とデジタル庁も駆けつける
IPA フォーラム 2026:レポートVol.1
不正侵入被害に遭ったデジタル庁、セキュリティのさらなる強化へ全力で取り組む
続いて登壇したのは、デジタル庁の三角育生氏だ。
同氏は冒頭、デジタル庁が運営するガバメントソリューションサービス(GSS)において2026年9月11日に公表された、VPN機器の既知の脆弱性を悪用した不正アクセスの件に言及した。同庁は、GSS利用機関の職員や業務に携わった事業者・公務員などの個人情報が漏洩した可能性を公表している。なお、一般の個人情報は含まれていないという。同氏は改めて関係者への深い謝罪の言葉を述べた。
同件については、公表された際の脆弱性の深刻度評価に応じて対処したところだが、修正プログラムを適用する前に脆弱性を悪用される事態となってしまったことを重く受け止めているとした(2026年9月14日時点)。三角氏は、今回の反省を真摯に受け止め、再発防止に向けたセキュリティ対策に全力を挙げて取り組んでいく所存を述べ、本題へと入る。
デジタル庁もまた、IPAとともにDXやAXを推進するパートナーである。誰一人取り残されない、人に優しいデジタル化こそが、同庁が目指す未来だ。本フォーラムで1日にわたり議論されるAI、データ、人材育成といった課題は、まさに同庁が最優先で取り組む課題(下記)と合致している。
- 信頼性の高いデータ連携基盤の構築
- AIの社会実装に向けたルール形成
- データ社会を支える高度人材の育成
加えて、デジタル社会全体の根幹を支える基盤として、サイバーセキュリティも欠かせない。デジタル庁としても、関係機関と緊密に連携し、セキュリティ基盤のさらなる強化に努めていくとした。
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名須川 楓太(編集部)(ナスカワ フウタ)
サイバーセキュリティとAI(人工知能)の分野を中心に、ソフトウェア/ハードウェアを問わず国内外の最新技術やルールメイキング動向を取材。そのほか、DX推進、IRなどのコーポレート領域でも情報を発信。※取材のご案内等は個人のメールアドレスか、EnterpriseZine編集部の問い合わせ窓口にお願いいた...
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