インフォアは、生産管理や業績管理、会計、アセット・マネジメント、さらにはSCMやSRM(Supplier Relationship Management)、そして業種に特化した在庫管理や物流管理、倉庫管理ソフトなど幅広い業務用エンタープライズソリューションを提供する、グローバルなソフトウェアベンダーだ。同社は、それぞれの業種、または特定業務エリアにおいて実績があったアプリケーションパッケージ製品を買収することで、製品ラインナップを拡充し大きく成長してきた。
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インフォアが最も得意とする製造業分野へのソリューション展開
インフォアでは、業種、業態含めソフトを提供する対象業務は幅広く網羅しているが、インフォアが最も強みを持っているのは製造業向けソリューションだ。旧Baan製品をベースとしたInfor ERPLN、旧BPCS製品をベースとしたInfor ERP LX、そして旧MAPICS製品をベースにしたInfor ERP XAという3つの製品を擁しており、これらはすべて、製造業において古くから数多くの実績のある製品だ。そして、注目すべきは、製造業向けのERPとして会計処理だけでなく、製造業ビジネスの中核とも言える生産管理部分までこれらERP製品で実現しているという点だ。
「製造業において、生産管理だけは独自システムを構築し活用している例もまだまだたくさんあります。しかしながら、インフォアのERP製品を利用している顧客の90%ほどは、我々のパッケージ製品を活用し生産管理業務を行っています」と語るのは、日本インフォア・グローバル・ソリューションズ の笹俊文氏。
日本の製造業のきめ細かく高度な要求にも応えられる生産管理ソリューションを提供してきたことで、国内の製造業においてもインフォアは高い評価をもらっているという。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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