SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

直近開催のイベントはこちら!

Security Online Day 2022

2022年9月16日(金)10:00~17:10

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けの講座「EnterpriseZine Academy」や、すべてのITパーソンに向けた「新エバンジェリスト養成講座」などの講座を企画しています。EnterpriseZine編集部ならではの切り口・企画・講師セレクトで、明日を担うIT人材の育成をミッションに展開しております。

お申し込み受付中!

DB Online Monthly Special

DBAの地位向上がクラウド時代のシステムを救う~日本オラクル三澤智光氏インタビュー

DB Online 2011 May


クラウド時代のデータベースの役割はいったい何なのか。そして、今後のITシステムの方向性を見据えた場合に、エンジニアはどういった技術を身につけていけばいいのか。日本オラクルの三澤執行役員に話を聞いた。

データベースのことを十分に知らない技術者

「この10年間ほど、SIもエンドユーザーも、データベースを勉強することがほとんどなかった」―日本オラクル 常務執行役員 テクノロジー製品事業統括本部長 兼 クラウド&EA 統括本部長の三澤智光氏の話は、IT業界の現状に対し、少し厳しい話題から始まった。

「この10年、データベースエンジニアは
データベースを学んでこなかった」

2000年以降、エンタープライズITの世界はビジネスプロセスの時代に入った。ITシステムにおいては業務プロセスが中心であり、それをいかにしてシステム化するかに注力することになったのだ。そのためSI会社もエンドユーザーも、教育するのはITインフラに関わるところではなく、ほとんどが業務プロセスの部分に偏ることになったのだ。

ところが、いざ業務プロセスをERPパッケージなどでITシステム化し運用を始めると、さまざまなトラブルに直面する。その多くはITインフラに起因しており、そのせいでプロセスがうまく回らないというもの。つまり、業務プロセスの制御をきっちりと行おうとすれば、じつはITシステムのインフラの部分が極めて重要なはずなのだ。

たとえば、業務システムにおいてデータベースの性能が出ないがためにバッチ処理に多大な時間がかかることがある。これに対し、ほんの簡単なデータベースチューニングを施せば、性能が改善し問題を解決できることが多々あるとのこと。「メーカー側もそういった情報を伝えきれていなかった」と三澤氏は自省する。

かつてOracle Databaseには、複雑で難しいというイメージがあった。これに対しMicrosoft SQL Serverは簡単に利用できるということで、それを優位性として打ち出してきた。たしかにOracle7のころは、インストールするのでさえ十分なスキルを持った技術者でなければままならないこともあった。しかし、その後はバージョンが上がる度に改良が加えられ、ここ最近はOracle Databaseもずいぶんと簡単に扱えるようになった印象がある。簡単に使えるようになったがために、あまり深くデータベースのことを知らずともシステムはそこそこ問題なく動いてしまうようになったとも言える。

ところが、Oracleがターゲットとしているような大規模なシステムでは、十分にデータベースに配慮していない安易な使い方では、先に指摘したような問題に直面することになる。

「Oracleはある意味で社会インフラに近いところのシステムをターゲットにしている。そのようなシステムのためには、当然ながらITインフラに関する高度な技術が必要になる。にもかかわらず、びっくりするくらいOracleのことを知らずに大規模なインテグレーションを行っている例がたくさんある」(三澤氏)

次のページ
ITインフラとアプリケーション両方に精通するDBAの重要性

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
DB Online Monthly Special連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

谷川 耕一(タニカワ コウイチ)

EnterpriseZine/DB Online チーフキュレーターかつてAI、エキスパートシステムが流行っていたころに、開発エンジニアとしてIT業界に。その後UNIXの専門雑誌の編集者を経て、外資系ソフトウェアベンダーの製品マーケティング、広告、広報などの業務を経験。現在はフリーランスのITジャーナリスト...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

EnterpriseZine(エンタープライズジン)
https://enterprisezine.jp/article/detail/3106 2012/02/10 17:05

Job Board

PR

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

2022年9月16日(金)10:00~17:10

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング