ビデオカードいろいろ
WindowsやMacには複数のディスプレイを接続する仕組みがしっかりとあるのである。特にWindowsには数え切れないほどの豊富な数のビデオカードが市場に出回っており、2台のマルチディスプレイはもちろんのこと、3枚、4枚というケースも見受けられるようになった。そこで、我輩も思いっきり生産性を上げることを目標にさまざまなトライをしている。けして趣味ではなく生産性をあげるための努力である。我輩が愛用しているビデオカードはいわゆる廉価版と呼ばれるタイプである。価格にしておおよそ3,000円。わずかこれだけの金額でマルチディスプレイが実現できる。

今時のビデオカードは実売2,000円台からあるのである。
そして液晶ディスプレイも今や2万円、3万円でそこそこの大きさのものが手に入るようになってきた。ひと昔前とは比べものにならないほどマルチディスプレイ環境は容易になったのである。
しかし、我が輩の生産性をさらに向上させるためには、2台のマルチディスプレイではなく、もっともっと多くを望みたい。そこで、豊富に存在するUSB接続でディスプレイを追加することを考えてみた。通常のビデオカードであれば差し込める物理的な枚数に制限があるが、USBであればかなりのポートを確保できる。そこで登場するのが、USB接続のビデオカードなのだ。

その名もGX-DVIシリーズ。Webサイトの製品情報にあるキャッチフレーズは「USBでつなぐだけ。簡単マルチディスプレイ」となっている。ぶっちゃけ、USBでつなぐだけではなく、USBでつないでから、液晶ディスプレイもつながなきゃならないのは当たり前である。ちなみに、製品情報はこちら。
で、この製品の価格は7,400円。あきらかに安いのである。しかも、合計6台の液晶ディスプレイを接続することができる。ノートパソコンの場合は、もともと存在する液晶ディスプレイに加えて、合計7台のマルチモニタを実現することができるのである。こうすれば、ニュースを見ながら、株価を見ながら、YouTubeを見ながら、地震モニタを見ながら、ニコニコ動画を見ながら、Twitter/Facebookを見ながら、ほんのちょっとだけ仕事ができる。そういう贅沢で大きな空間を持つことができるのである。
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西脇 資哲(ニシワキ モトアキ)
マイクロソフト株式会社 テクニカル・ソリューション・エバンジェリスト。 IT業界屈指のカリスマプレゼンター/デモンストレーター。日本オラクルで10年以上製品のマーケティングを担当。基本的にインターネット関連製品に軸足を置いている。パッケージソフトウェア開発経験、ISP起業経験あり。特技は弁当解説。趣味はカレー。日々のつぶやきはこちら https://twitter.com/waki
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