「シリアル・イノベーター」が切り開く大企業内イノベーションの流儀
(第18回)イノベーションに効く翻訳書10:『シリアル・イノベーター 「非シリコンバレー型」イノベーションの流儀』
本書は、大企業におけるブレークスルー型のイノベーションのあり方を「シリアル・イノベーター」という人に着目して描いたものです。本書が定義する「シリアル・イノベーター」とは、企業の中で連続的(シリアル)に、画期的な製品やサービス(イノベーション)を生み出す人のことを指します。既存ビジネスのための重厚な組織を備えた大企業においてシリアル・イノベーターはどのように活躍するのでしょうか。その要点を追ってみたいと思います。
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岩嵜 博論(イワサキ ヒロノリ)
株式会社博報堂 コンサルティング局ストラテジックプラニングディレクター
博報堂において国内外のマーケティング戦略立案やブランドプロジェクトに携わった後、近年は生活者発想によるビジネス機会創造プロジェクトをリードしている。専門は、エスノグラフィックリサーチ、新製品・サービス開発、ビジネスデザイン、ユーザ...※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
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