SOAは、当初その言葉の定義や技術要素ばかりが先行して話題の中心となっていた。話題先行のSOAを、いざ自社で実現しようとすると大きな投資と苦労が伴うものだった。SOAというシステムの姿を明らかにし、その具体的な成果を得るにはどうしたらいいかは手探りの状態が続いていたのだ。 そもそも、SOAという方向に向かう企業は、その成果をどこに見いだせばいいのだろうか。目的が明確化されていないうちに、見切り発車的にSOAにチャレンジした企業も、多々あるかもしれない。
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谷川 耕一(タニカワ コウイチ)
EnterpriseZine/DB Online チーフキュレーターかつてAI、エキスパートシステムが流行っていたころに、開発エンジニアとしてIT業界に。その後UNIXの専門雑誌の編集者を経て、外資系ソフトウェアベンダーの製品マーケティング、広告、広報などの業務を経験。現在はフリーランスのITジャーナリスト...
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