フラッシュストレージが世の中に登場してまもなく20年。エンタープライズでの適用は今年2018年で10年目を迎えることとなりました。キャッシュの役割を担ってきた適用当初からオールフラッシュへと発展し、すでに本格的な普及に入ったのではないかと言われています。その一方で、フラッシュストレージに対する疑念を持つ方がまだいるという現状もあります。例えば「書き込み限界」は信頼性に対するその代表的な例でしょう。本連載の目的は、技術的な要素からフラッシュストレージに対するさまざまな疑念や期待を紐解き、理解を深めることにあります。さらに技術革新がさらに進むことで、近い将来に登場する新しいストレージ技術や新しいアーキテクチャの適用にもつなげていくことも想定しています。第一回目は、フラッシュストレージの「信頼性」について前後編の二回に分けて詳しく解説していきます。
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山本 哲也(ヤマモト テツヤ)
サンディスク株式会社 エヴァンジェリスト
ウェスタンデジタルグループに属するサンディスク株式会社のエンタープライズ向けフラッシュストレージ製品をはじめコマーシャルビジネス製品全体の販売促進活動ならびにアライアンス強化活動等のマーケティングを担当。以前は日本DEC(現、日本HP)や日本オラクル、フュージ...※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
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