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執筆記事
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2010/08/26
小規模企業へのプロジェクトマネジメント導入に取り組む---千葉県情報サービス産業協会
大企業のプロジェクトマネジメント導入は、以前から組織的な取り組みが行われ、プロジェクト推進に不可欠なものと位置づけられている例が多い。しかし、小規模なソフトウェア会社にとって人員の面からもコストの面からも、プロジェクトマネジメントの導入は困難を伴う。そうしたなかで、千葉県情報サービス産業協会は2004年以来、研修を中心としたプロジェクトマネジメント導入に粘り強く取り組んでいる。海浜幕張にある千葉県情報サービス産業協会にうかがって、藤井賢一事務局長にお話をうかがった。
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2010/08/18
国際標準化の動きを関哲朗国内委員長に聞く
国際標準化機構(ISO)が進めているプロジェクトマネジメント(PM)の国際標準化は、ISOのPC(プロジェクトコミッティ)236によって進められており、2012年にISO21500として発行される予定だ。7月に開催されたPC236のリオデジャネイロで総会の前にPC236国内対応委員会の委員長である関哲朗氏(文教大学准教授、プロジェクトマネジメント学会副会長)にインタビューする機会を得たので、国内対応委員会の位置づけやPM国際標準化についてうかがった。
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2010/06/18
7月開催のISO PC236ブラジル総会において国際標準化の流れが決定か
1月15日に開催された「第1回 プロジェクトマネジメント国際標準化フォーラム」(経済産業省、プロジェクトマネジメント学会:共催)については本欄のニュースで報告している。しかし、第1回フォーラムは早々に登録定員に達してしまい、急きょ3月16日に第1回に準じた内容で第2回フォーラムが開催された。2回のフォーラムの参加者は合計1800名にのぼり、プロジェクトマネジメント関係者の国際標準化への関心の高さが示された。今回は、PMの国際標準化に関してその後の動きを報告する。
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2010/06/09
2012年の発行をめざして作業が進むPMのISO化~PMPなどプロジェクトマネジメント資格への影響必至!
プロジェクトマネジメントの用語や標準プロセスなどを国際標準にしてISOの規格として位置づけようという動きが進んでいる。現在のところISO化がさまざまな認定資格にどう結びつくのかはっきりしないため、大きな注目は浴びていないが、標準化組織の構成、作業内容などを見ると、やがて認定資格にもその影響が及ぶようになると考えられる。このシリーズでは国際標準化の動きを追いながら、認定資格との関連を探っていく。