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MAKE Faire Bay AREA & Stanford D-school & Techshop 見学記(第3回) 「TechShop」に見るモノづくりコミュニティのあり方

  2013/07/25 08:00

前回前々回とモノづくりを取り巻く環境を見てきた。いずれもモノづくりのアイデアを生み出し、継続するモチベーションを醸成するものだが、実際に作るためにはどうしたら良いのだろうか?なにか作りたいものがイメージできたら、あとは具体的な形にすることになる。そのためには、実際に手を動かすしかない。しかし工作機械は個人で気軽に購入するには高く、スキル獲得にも時間がかかる。この問題を解消するために、モノづくりコミュニティの存在意義がある。今回は、全米に広がりつつあるTechShopの発祥の地である、Tech Shop Menlo Park を訪問した。ここはSquareの創業者がプロタイピングを行った場所としても知られている。その様子をレポートする。

「TechShop」とは何か?

「TechShop Menlo Park」の正面玄関

 「TechShop」は、2006年にジム・ニュートン氏がシリコンバレーのほぼ中心に位置するメンロ・パークにオープンしている。モノづくりをしたいホビーユーザーを対象に、アイデアを形にして交流できるコミュニティスペースとして場が設計されている。

 フロア中央のエリアはコミュニティスペースで、設計作業などができるデスクが配置されている。ここで簡単なミーティングも行われるようだ。その隣には、ミニキッチンや休憩用ソファーといったリラクセーションスペースがあった。プライバシー保護のためこのエリアは写真撮影が禁止されていて、雰囲気がお伝えできないのが残念だ。

標準的なデジタル工作ツール群

 コミュニティスペースを廊下で取り囲むように各種工作室が配置されている。3Dプリンタやレーザーカッター、ペーパーカッターなどの標準的なデジタル工具は、当然備えられている。

レーザーカッターが2台備え付けられている。
Replicator2。奥に見えるのはMakerBot(Replicator2の前身)

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著者プロフィール

  • 高野 元 (タカノ ハジメ)

    創発計画株式会社 代表取締役 / サービス開発コンサルタント R&Dエンジニアとしてキャリアをスタートし、NECにてインターネット・サービス技術の研究開発に10年間従事。そのなかで、スタンフォード大学客員研究員としてシリコンバレーの息吹を体感。ビッグローブ事業部(現NECビッグローブ株式会...

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