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ホストマイグレーションやオフショア開発を支援する「N字統合開発ソリューション」

  2012/12/21 07:00

1990年代から担当プロジェクトの9割でXupperを活用し、これまでMDFrame/XやXupperIIのIPOエディターなどXupper自体の機能拡充にも深く関わってきた日本アイ・ビー・エムの森下氏。同氏は今回、ホストシステムのマイグレーションやオフショア開発において多くのユーザー/ベンダーが直面している課題を解決し得るソリューションとして、Xupper IIを核とした「N字統合開発ソリューション」を発表した。

ホスト環境の複雑化とオフショア開発上の課題

 ホストシステムの更改は高額な投資を必要とし、業務に与える影響も大きいことから、容易には行えない。そのため、フロントエンドのみWeb化を進め、結果的にシステム環境の複雑化・肥大化を招いているケースや、複数の異なるホスト基盤の運用に苦労しながらも、なかなか統合に踏み切れないというケースは多い。こうした中で、リスクを考慮した実現性のあるマイグレーションを、より短期間で可能にするソリューションを求める声が増えているという。

日本アイ・ビー・エム株式会社 GBS コンプレックスPMコンピテンシー
エグゼクティブ・プロジェクト・マネジャー 森下 隆治氏

 加えて、今日多くの企業が直面しており、今後ますます増えていくと思われるのが、オフショア開発上の課題だ。オフショア開発においては言語や文化の壁を乗り越えなければならないのはもちろんだが、課題はそれだけではない。森下氏は、解決すべきポイントとして、設計情報を確実に伝える方法の確立、属人性の排除、オフショア側の作業スコープ検討(コーディングや単体テストだけでなく、基本設計や結合テストも含めたオフショア化でコスト削減効果を高める)などを挙げた。

 そして、森下氏はこれらを含めたシステム開発上の様々な課題とその原因を整理。解決すべき内容を、次のように定めた。

■ あるべきソリューションの狙い・目標
 
  1. システム業務全体像の見える化と要件を決めるベースラインの確立
  2.  システム改変による全体への影響分析と変更実現性の評価を可能とする
  3. マイグレーションによるベースラインの確立と資産の有効活用
  4. 業務要求について発注側と請負側の双方で共通理解を持つ方法の確立
  5. 成果物の変更による整合性を保証し、設計内容とテスト仕様の不整合をなくす
  6. オフショアで有効な開発方法の確立
  7. 並行開発における設計情報更新の整合化を図る
  8. 機能要件の上流での実現性評価とテスト段階での早期検証
  9. 設計リポジトリとプロジェクト管理上有効なエンジニアリングの活用
  10. 従来型のウォータフォールモデル開発から反復型開発方式へのシフト

著者プロフィール

  • EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)

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