マイクロソフトのここ数年の変化は大きい。2014年にCEOにサティア・ナデラ氏が就任してからなのでおよそ3年半ほど。それまで「それならマイクロソフトの○○をどうぞ」と顧客の目的に沿う自社製品を勧めていた。データベースならSQL Server、メールならExchangeなど。もちろん営利企業として当然のことだ。ところがマイクロソフトはまるで手のひらを返すかのようにオープンソースに歩み寄るように舵を切った。歴史的に見れば、マイクロソフトはオープンソースとは対局にいた存在だ。10年前、あるいは5年前、マイクロソフトが「Microsoft(ハート)OSS」と掲げるなんて誰が想像できただろうか。
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加山 恵美(カヤマ エミ)
EnterpriseZine/Security Online キュレーターフリーランスライター。茨城大学理学部卒。金融機関のシステム子会社でシステムエンジニアを経験した後にIT系のライターとして独立。エンジニア視点で記事を提供していきたい。EnterpriseZine/DB Online の取材・記事も担当しています。Webサイト:https://emiekayama.net
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