ERPの仕組みは広く受け入れられ、いまや大企業の7割以上、中堅中小企業の半分程度がERPを利用しています。一方で、コスト削減目的で導入したERPが現実にはコスト削減の足を引っ張るという事態が生じ、ここへきて、実に4割ものユーザー企業が既存ERPシステムの変更・中止を検討しているというデータもあります。今回は、ユーザー企業の目線に立ち、ERPにおけるコストコントロールについて考えます。
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鍋野 敬一郎(ナベノ ケイイチロウ)
米国の大手総合化学会社デュポンの日本法人に約10年勤務した後、ERP最大手のSAPジャパンへ転職。マーケティング、広報、コンサルタントを経て中堅市場の立ち上げを行う。2005年に独立し、現在はERP研究推進フォーラムで研修講師を務めるなど、おもに業務アプリケーションに関わるビジネスに従事している。
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