netXDCユーザー疑似体験ツアー
次は、いよいよデータセンター設備を見学します。と、その前に、またかっこいい部屋に通されます。
「受け止め方も考え方もいろいろです。いろいろ議論したのですが、今後このセンターを売っていくにあたって、ちゃんとプレゼンできる部屋をということで用意しました。でも、見せかけにこだわっているなんて、いかにも商社っぽいと思われるかもしれない(笑)」(高野さん)
ま!なんと自虐的なことを。でも見せかけにこだわるのも大事だと思います。
ここからは但馬氏のナビゲートで、netXDCユーザー疑似体験ツアーとなります。
まずはサーバーラックの鍵を入手します。こちらでは、鍵は人手を介して受け渡しをするのではなく、機械を通したセルフサービスとなっております。ラックの鍵ってイメージわきますか?ラックを賃貸マンションの1室と考えてください。そこの鍵というわけです。自分の部屋の鍵をとりにいくようなものですね。これいいですね。普通のマンションにもほしい(←鍵をなくしがちな人)
だれが、いつ、鍵をとりにきたか、ログとしてトレース、提出もできるそうなので、内部統制対応も可能とのこと。
うっかり鍵を返し忘れてゲートを通ろうものなら・・・
引き続き、エンジンルームへ。ちなみに、この日は発電機無負荷試験の日でした。非常用エンジンを空まわししてテストする日ですね。残念ながらひと足遅かったようで、シューシューと余韻のような熱気だけが残っておりました。
「エンジンの大きさをみれば、だいたいセンターの規模がわかりますよ。大きいセンターだと、TU4000。うちは、これが数台あります。」(高野)
取材4件目にして気付いたのですが、データセンター事業者の方は、非常用発電機を紹介するときに、「どこも同じですが…」と必ず照れます。理由は諸説ありますが、まずまちがいなく照れますね。100パーセント恥じらいます。この情報は役に立ちましたか?(はい/いいえ)