2010年6月、7年という歳月を経て、小惑星探査機「はやぶさ」が地球に帰還した。数々の危機に見舞われながらも不死鳥のように甦り、ひたすら地球を目指す。その姿に多くの人々が感動し、今夏の「はやぶさ」カプセルの一般公開には、わずか数日間で10万人以上が来場し、「はやぶさ」ブームが巻き起こった。さらに、11月になってはやぶさが持ち帰った微粒子が、小惑星「イトカワ」のものであることが判明した。この世界初の偉業を統括したのが、宇宙航空研究開発機構教授の川口淳一郎氏である。壮大なドラマの舞台裏と責任者としての苦渋や喜び、今後の日本の科学技術のあり方や宇宙開発の意義についてお話を伺った。
この記事は参考になりましたか?
- IT Initiativeスペシャル連載記事一覧
- この記事の著者
-
伊藤真美(イトウ マミ)
フリーランスのエディター&ライター。もともとは絵本の編集からスタートし、雑誌、企業出版物、PRやプロモーションツールの制作などを経て独立。ビジネスやIT系を中心に、カタログやWebサイト、広報誌まで、メディアを問わずコンテンツディレクションを行っている。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア