インタビューを終えて
二階堂氏が歩いてきた道は、そのまま日本のRDBMS市場が発展してきた経緯とぴたりと重なる。「あまり先のことを考えていなかった。運良くここまで来た感じですね」と振り返るが、決して場当たり的にやり過ごしてきたわけではない。既成の方法や常識だけにとらわれず、何かもっと良い方法があるのでは…とチャレンジを続けてきたからこそ、今の地位にあるのだろう。運が良かったのではなく、運を実力で呼び寄せたのだ。
起業する際、数字で始まる社名にしようと決めていた。設立メンバー3名の合計年齢が101だったことにちなんでワン・オー・ワンとした。また、101は米Oracle本社のすぐそばを走る有名な国道のナンバーと同じでもある。Oracleに続く道のワン・オー・ワン、これからはOracle以外にも通じる道が増えていくのかもしれない。
■■■ Profile - A Professional of Oracle Database ■■■
二階堂隆 NIKAIDO Takashi
株式会社ワン・オー・ワン 代表取締役社長
埼玉県川口市出身の48歳。
データベースソリューションを中心とする自社ブランド製品の開発/販売/コンサルテーションが業務の中心。モットーは、「何事もシンプルに考えること・実装すること」。
つながりのある同じ業界人は津島浩樹氏(日本オラクル)、新井智氏(フューチャーアーキテクト)など。
趣味は身体を動かすこと、とくにサッカーはプレーも観戦も大好き。浦和レッズの熱狂的ファン。
「目じりの皺を増やしても眉間の皺は作らない。シンプルライフを心がけます!no smile no life ;)」
Twitter: http://twitter.com/tnikaido