リソース統合の手法を表した「データマネジメント知識体系ガイド」を紹介
現在、そして未来のDXに不可欠なリソース統合の考え方として、櫻井氏はフレームワークとベストプラクティスの重要性を強調し、参照データとマスタデータのコンテキスト図を紹介。各領域でどのように施策を推進していくべきかが表されており、データマネジメント知識体系ガイド(DMBOK)にも準拠している。その中でリアライズは「データソースの評価と査定」「データモデルの作成」「スチュワード制と保守プロセスの定義」「ガバナンスポリシーの確立」を得意とするという。

最後に櫻井氏は、データ活用を推進するDMP(Data Management Platform)の構築イメージの図を提示し、「データ活用に必要なプラットフォームは、単にデータ基盤だけではなく、データマネジメントの要素を入れてルールの整備を行っていくことが大切」と語り、NTTデータ及びNTTデータビジネスシステムズとの連携で提供している「TDF(Trusted Data Foundation)」について紹介。

「ぜひともDXにデータマネジメントを取り入れて、これからのビジネスに勝利していただきたい」とメッセージを送り、セッションを終えた。
データ視点アプローチで構築するDMP(Data Management Platform)
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伊藤真美(イトウ マミ)
フリーランスのエディター&ライター。もともとは絵本の編集からスタートし、雑誌、企業出版物、PRやプロモーションツールの制作などを経て独立。ビジネスやIT系を中心に、カタログやWebサイト、広報誌まで、メディアを問わずコンテンツディレクションを行っている。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
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