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2021年は「分散した働き方」のテクノロジーに注目 DaaS、ゼロトラスト、エンゲージメント、SaaSの注目ソリューション

edited by DB Online   2021/01/07 08:00

データ活用領域での注目はSnowflakeとDatabricks

 デジタル化を促進して、分散した新しい働き方を実現する。とはいえ企業が目的とすべきは、その先のデジタル変革であることはコロナ禍以前から変わらない。このとき重要となるのがデータ活用なのも変わらない。この領域にはSASのような老舗企業もあり、DataRobotなどの新しいプレイヤーも元気だ。さらに国産のデータビークルなども競争を激化させている。

 そしてデータ活用のフィールドも、クラウドが中心になりつつある。各パブリッククラウドベンダーが、クラウドの拡張性を生かしたビッグデータ活用のソリューションを提供している。その上でマルチクラウドに対応できる独立系のサービスが注目だ。中でもSnowflakeとDatabricksは、急成長している。これらも欧米でいち早く評価され、日本での本格展開は2020年からだ。この2つも認知度向上とともに、ビジネスを拡大しそうな予感がある。

 2021年に伸びが期待される領域、製品を見てきたが、日本市場での成長の鍵はパートナー戦略だろう。多くのサービスがクラウドのサブスクリプション型で、欧米では直販ビジネスにより伸びてきたものが多い。日本は直販だけでなく、パートナーを巻き込んだ展開ができるかが重要だ。パートナーが介在できるビジネスモデルを構築できれば、競合より優位に立てる。同時にSI企業側も、便利なSaaSを取り込んだ新しいITサービスビジネスを展開できないと、顧客からの支持を得られない。2021年は製品ベンダーの動きだけでなく、SaaS製品などを積極的に扱うパートナー企業の動きも合わせ取材し、最新情報を提供できるようにしていくつもりだ。



著者プロフィール

  • 谷川 耕一(タニカワ コウイチ)

    EnterpriseZine/DB Online チーフキュレーター かつてAI、エキスパートシステムが流行っていたころに、開発エンジニアとしてIT業界に。その後UNIXの専門雑誌の編集者を経て、外資系ソフトウェアベンダーの製品マーケティング、広告、広報などの業務を経験。現在はフリーランスのITジャーナリストとして、クラウド、データベース、ビッグデータ活用などをキーワードに、エンタープライズIT関連の取材、執筆を行っている。

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連載:週刊DBオンライン 谷川耕一

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