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Snowflake「Data Drivers Awards」受賞者インタビュー(AD)

「日本もデータシェアリングへ舵を切る」――なぜインテージはSnowflake導入の先駆者となったのか

Snowflake「DATA EXECUTIVE OF THE YEAR」:インテージテクノスフィア 取締役 CTO 秦一雄氏

大規模ユーザーの同時アクセスにも十分な性能を発揮

 Snowflakeは高い性能を発揮できるが、チューニングによりさらに性能を向上させることができる。当時は、Snowflakeの日本オフィスがないだけでなく国内事例もないため、チューニングはSnowflake本社の支援を受けながら進めることとなる。もちろん、試行錯誤の連続で苦労することもあったが、現在では期待以上の性能で安定稼働しているという。

 他のデータウェアハウス製品と異なり、Snowflakeはストレージとコンピュート部分が分離したアーキテクチャになっている。これはかなり斬新なものだと秦氏は指摘する。Snowflakeの良さは、このアーキテクチャに由来する部分も大きい。

 これは秦氏だけでなく、チームの他の技術者メンバーも同様の感想をもっている。また、インテージテクノスフィアでは様々なシステムでクラウドを利用。Snowflakeも同じクラウドで動くため、それらのシステムとの連携もスムーズにできると評価する。

 企業には様々なデータがあるが、活用できていない現状もある。まず、分散しているデータの統合と分析基盤が必要である。それを実現するには手間とコストがかかる。データから得られる価値以上の投資はできないため、なるべくコストを抑えて対応しなければならない。それを実現できるのがSnowflakeだと秦氏は述べる。

 これは多くの会社で求められていることであり、今後インテージテクノスフィアでは、Snowflakeを使ったデータ統合による新たな価値を、顧客が得られるようにする取り組みを推進していく。

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新たなビジネス展開としてデータシェアリングにも期待

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この記事の著者

谷川 耕一(タニカワ コウイチ)

EnterpriseZine/DB Online チーフキュレーターかつてAI、エキスパートシステムが流行っていたころに、開発エンジニアとしてIT業界に。その後UNIXの専門雑誌の編集者を経て、外資系ソフトウェアベンダーの製品マーケティング、広告、広報などの業務を経験。現在はフリーランスのITジャーナリスト...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

岡本 拓也(編集部)(オカモト タクヤ)

1993年福岡県生まれ。京都外国語大学イタリア語学科卒業。ニュースサイトの編集、システム開発、ライターなどを経験し、2020年株式会社翔泳社に入社。ITリーダー向け専門メディア『EnterpriseZine』の編集・企画・運営に携わる。2023年4月、EnterpriseZine編集長就任。

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