経済産業省や情報処理推進機構(IPA)が、ITSSリリース当時から言い続けている「経営戦略から入らなければ有効活用できない」という話を、理解できている経営者や担当の方が、あまりにも少ない現状があります。だからITSSをどう活用すればいいかが分からない、ということになり、普及を妨げる原因にもなっています。 今回は経営視点からプロジェクトを捉え、その中でどうITSSを活用するか、またプロジェクトを実際に遂行しているエンジニア一人ひとりが、どのように自らのキャリアデザインに取り組むべきかを、ITSSの考え方をもとにお話しします。
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高橋 秀典(タカハシ ヒデノリ)
株式会社スキルスタンダード研究所 代表取締役。1993年日本オラクル入社。研修ビジネス責任者としてオラクルマスター制度を確立させ、システム・エンジニア統括・執行役員を経て2003年12月にITSSユーザー協会を設立。翌年7月にITSSやUISSを企業で活用するためのコンサルティングサービスを提供するスキルスタンダード研究所を設立。ファイザー、リクルート、アフラック、プロミス、ヤンセンファーマなどのコンサルティングの成功で有名。ITSSやUISS策定などIT人材育成関係の委員会委員を歴任し、2006年5月にIPA賞人材育成部門受...
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