フューチャーアーキテクトは、TSIホールディングスの基幹システム刷新プロジェクトを1月より本格的に開始したと発表した。
同プロジェクトでは、デジタルを活用した経営基盤の整備に向け、アパレル業界でのコンサルティングとシステム導入実績による知見を体系化した基幹プラットフォーム「FutureApparel」を導入するという。FutureApparelは、アパレル業界における業務とシステムの知見を体系化し、マスタ管理、発注・仕入れ管理、在庫コントロール、在庫移動、入出荷管理、伝票管理といったアパレル業界特有の基幹領域を包括したプラットフォーム。卸・EC・店舗在庫の共有による機会損失や在庫ロスの低減、業務負荷の削減を目指すとしている。
また、FutureApparelは基幹業務を支えながら、ビジネスの拡大や組織の変化にともなう機能拡張にも対応。現行のシステム関連オペレーションを効率化するだけでなく、さらなるブランドの拡大や新領域への展開といった成長戦略の実現を可能にするとのことだ。
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