従来のIT運用部門は、企業のビジネスに必要なITを安定して運用することが仕事だった。正確な業務を繰り返せばよいという受け身の姿勢になりがちで、担当者のモチベーションはなかなか上がらない。それは、開発部門や企画部門に比べて評価されにくく、コストや人が削減対象になっても以前と同様の運用品質を求められるなど、業務への理解不足に起因するものだ。 そうした運用部門を根本から改革し、“受け身の運用”からITサービスを提供する“攻めの運用”への転換を図ることが、IT運用のあるべき姿である。
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増田 栄治(ますだ えいじ)
株式会社ビーエスピー取締役、専務執行役員(顧客サービス部担当、営業本部管掌、株式会社ビーエスピーソリューションズ代表取締役社長)、全能連認定マスター・マネジメント・コンサルタント。1977年、株式会社ソフトウェアエージーオブファーイースト入社。1988年より長年にわたってトップセールスマンとして活躍...
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