「“生活革新イノベーション”のためのサービスデザイン」連載一覧
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2013/10/11
「Empathy(=共感)」を起点にした“モノ+サービス発想”をデザインするプロセス
前回は「モノ+サービス」が進化する過程を整理し、「ハードウェア+ソフトウェア」という「モノ+サービス」の進化を例にして、現在に至るまでの組み合わせの進化を概観し、今後の進化をの方向性を提示しました。今回は「モノ単体での発想」から「モノ+サービス発想」へ移行するためのポイントについてお伝えします。
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2013/09/27
「モノ+サービス」発想のためのサービスデザイン-“進化の過程”から得られるヒント
社会・経済の成熟化に伴うモノの飽和、製造業のグローバル競争化に伴う製品の低価格化、情報通信環境の変化などによって、付加価値の源泉が「モノ単体」から「モノ+サービス」に移行しています。技術や品質で付加価値を提供してきた日本の産業界において、この変化は大きなチャレンジになっています。2回に分けてモノ+サービス発想のためのサービスデザインのポイントについてお伝えします。第1回は「モノ+サービス」進化の過程を整理し、第2回ではモノ単体発想からモノ+サービス発想へ移行するためのポイントについてお伝えします...
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2013/09/11
「未来洞察」実践講義-得られた気づきを事業に活かしサービスをデザインする
前回は未来洞察が必要とされる背景や、イノベーション創発プロセスの起点としての有用性についてご紹介しました。今回は実際に未来洞察を行う際の手順を中心にご紹介します。
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2013/08/28
イノベーション創発の起点として「未来洞察」が有用なワケ
「博報堂イノベーション・ラボ」は、10年ほど前から、生活者視点で未来変化の兆しを洞察し、社会や企業の中長期的な未来シナリオを開発する「未来洞察」プログラムで、イノベーション創発活動の支援をしてきました。新商品の開発や、中期的な経営戦略など、目的に合わせたワークデザインで、標準的に3カ月くらいのプロジェクト型のプログラムを提供しています。リーマンショックや震災を経た近年は依頼件数が増加傾向にあり、企業の中で「未来洞察」への関心が高まってきているようです。今回の連載ではイノベーション創発の起点として...
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2013/02/20
Zipcarにみる“サービスデザインの極意”とは? (後編)
前回は、サービスデザインの考え方をより具体的に理解していただくために、象徴的な事例として、アメリカのカーシェアサービスである「Zipcar」の取り組みに関して、ユーザー中心思考、広義のインタラクションデザインという観点から解説しました。今回は、ビジネスデザインとしての側面を、ブランディングを中心に解説します。
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2013/02/14
Zipcarにみる“サービスデザインの極意”とは? (前編)
前回の連載では、サービスデザインの考え方とサービスデザインの構成要素として、三つの層をご紹介しました。今回は、サービスデザインの考え方をより具体的に理解していただくために、象徴的な事例としてアメリカのカーシェアサービスである「Zipcar」の取り組みを2回に分けて解説します。
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2013/01/30
サービスデザインのエッセンス-なぜ日本でいま注目されるのか?
サービスデザインに関しては、最近では多くのプロフェッショナルの方が言及されており、日本でも関心が高まっていることが伺えます。今回の連載では、“生活革新イノベーション”を実現するビジネス開発手法としてのサービスデザインに注目します。サービスデザインの背景を整理するとともに、アメリカのサービスデザインの事例を紹介し、日本でサービスデザインを実践するうえでの課題と方法論を探っていきます。第1回目となる今回は、「サービスデザイン」が最近になって注目されている背景とエッセンスを紹介...