社会・経済の成熟化に伴うモノの飽和、製造業のグローバル競争化に伴う製品の低価格化、情報通信環境の変化などによって、付加価値の源泉が「モノ単体」から「モノ+サービス」に移行しています。技術や品質で付加価値を提供してきた日本の産業界において、この変化は大きなチャレンジになっています。2回に分けてモノ+サービス発想のためのサービスデザインのポイントについてお伝えします。第1回は「モノ+サービス」進化の過程を整理し、第2回ではモノ単体発想からモノ+サービス発想へ移行するためのポイントについてお伝えします。
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岩嵜 博論(イワサキ ヒロノリ)
株式会社博報堂 コンサルティング局ストラテジックプラニングディレクター
博報堂において国内外のマーケティング戦略立案やブランドプロジェクトに携わった後、近年は生活者発想によるビジネス機会創造プロジェクトをリードしている。専門は、エスノグラフィックリサーチ、新製品・サービス開発、ビジネスデザイン、ユーザ...※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
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