「マルチクラウド」に関する記事
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2020/12/09
名著『クラウドインフラとAPIの仕組み』著者が語る「クラウドの大変化」
翔泳社から発行されている書籍『絵で見てわかる』シリーズは、ITの高度な技術をわかりやすいイラストで解説する本として人気だ。EnterpriseZineでも、これまで『絵で見てわかるITインフラの仕組み』と『絵で見てわかるクラウドインフラとAPIの仕組み』のエッセンスとなる内容を、抄録で紹介してきた。今回は、『絵で見てわかるクラウドインフラとAPIの仕組み』の共著者の一人である執筆当時AWSで現在はIBMの平山毅氏に、本書の発行以降のクラウドAPIの変化とともに、抄録記事を読む上でのポイントを語...
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2020/09/04
Red Hatの買収でIBM CloudもGen2に進化しターゲットはエンタープライズ
コロナ禍で、企業の多くは厳しいビジネス環境にある。とはいえ、クラウドベンダーの業績は概ね順調だ。Salesforce.comの2021年度第1四半期(2020年2月1日から4月30日)の業績は、売上が前年比30%増の48億7,000万ドルとなっている。またAmazon Web Servicesの2020年6月末締め第2四半期の売上高は、前年同期比29%増の108億1,000万ドルだ。Microsoftの2020年6月期のクラウド関連事業の売上高も、通期で初めて500億ドルを超えた。そして、IB...
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2020/08/27
VMware環境の運用管理はクラウドベンダーに任せるべきか、自社コントロールとすべきか
多くの企業がVMwareを使いITインフラを仮想化し、リソースや運用管理の効率化を図っている。運用している仮想化サーバーの規模が大きく多くのITシステムがそこに集約され、リソースを柔軟に割り当てられるようにしていれば、その環境はプライベートクラウドと呼ばれる。プライベートクラウドで運用しているハードウェアの更新時期を迎えると、新たにハイパーコンバージド・インフラの導入やパブリッククラウドへの移行を考えることになるだろう。
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2020/07/22
カルチャー・ファーストで組織開発を進めるレッドハット
Kubernetesをエンタープライズに適合させたOpenShiftによって、企業のDX化を推進しているレッドハットが、製品・技術の導入支援と並行して、ビジネスの成果を得ることをゴールにしたコンサルティング事業に力をいれている。その基本コンセプトは「アプリケーションやサービスのデプロイ、リリースを迅速化するためには、それに見合った組織文化とアプリケーションの開発を高度に支援するプラットフォームが必要」という考え方だ。
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2020/05/18
Google、IBM、MS、Oracle、AWS──各社のマルチクラウド戦略の違いとは
エンタープライズITの世界では、昨年くらいからマルチクラウドが新たなキーワードとなっている。これまでのマルチクラウドは複数のSaaSを利用しているか、Amazon Web Services(AWS)とSalesforceなどを組み合わせて利用する程度のものだった。昨今話題となっているのは、コンテナ技術やKubernetesを活用する新たなマルチクラウドの形だ。
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2020/03/24
ガートナーに訊く企業のコンテナ活用の今後(後)── AWS vs マルチクラウド陣営
2019年は国内大手企業でも、本番環境でコンテナを活用する事例が出始めた。しかし米国では既にコンテナは当たり前であり、日本とは大きな差となっている。この差の要因は、日本の多くの企業がコンテナを活用すべきアプリケーションを見出せていないため。これは、結果的に日本でのデジタル変革の遅れにつながるといった話を、ガートナーの桂島氏のインタビューを基に前編では解説した。後編ではベンダーの動きから今後のコンテナ、Kubernetes、さらにはマルチクラウドの動向を探る。
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2020/03/23
ガートナーに訊く企業のコンテナ活用の今後(前)── 企業のKubernetes活用の課題とは?
2019年、クラウドを取り巻く領域ではマルチクラウド、ハイブリッドクラウドが大きな話題となった。このマルチクラウド、ハイブリッドクラウドの実現で重要な要素がコンテナであり、コンテナ・オーケストレーションの仕組みのKubernetesだ。コンテナ、Kubernetesを取り巻く世界は、2019年にどのような変化があり、2020年以降どういった展開を見せることになるのか。ガートナージャパン リサーチ&アドバイザリ部門 テクノロジ&サービス・プロバイダー インフラストラクチャ ソフト...
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2019/10/02
ネットワールド、マルチクラウド環境を最適化する「CloudHealth by VMware」の提供とMSPサポートを開始
ネットワールドは、マルチクラウド管理ツール「CloudHealth by VMware」に関して、VMware社とManaged Service Provider(MSP)契約を締結し、10月1日からネットワールドのパートナー経由で「VCPP MSP CloudHealth(CloudHealth)」を提供開始すると発表した。また、パートナー向けに、「CloudHealth」のPoC支援サービス、導入支援サービス、ヘルプデスクサービスなどの技術支援を提供開始する。
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2019/09/30
日本IBM、ハイブリッド・マルチクラウド環境の技術支援を行う新たなサポート・サービスの提供を開始
日本IBMは、さまざまなクラウド・ベンダーへの対応、マルチベンダー製品のサポート、オープンソースソフトウェア(OSS)の技術支援といったハイブリッド・マルチクラウド環境の技術支援を、24時間365日受付可能な一元窓口にて提供するサービス「Multivendor Premium Software Care」を発表し、10月1日から提供を開始すると発表した。
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2019/06/25
ネットアップとNEC、国内初となるデータファブリックソリューションの提供を開始
ネットアップは、国内初となるマルチクラウド環境を最適化するデータファブリックソリューションを日本電気と展開すると発表した。このソリューションは、NECから提供される。
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2019/05/27
HPE、適材適所のマルチクラウド戦略構築を支援するサービス「HPE Right Mix Advisor」を提供開始
ヒューレット・パッカード・エンタープライズ(HPE)は、IT環境全体の最適化を視野に入れたマルチクラウド戦略の構築を支援するサービス「HPE Right Mix Advisor」を5月27日から提供開始すると発表した。
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2019/05/16
マイケル・デルが語る、マルチクラウドの新定義
2019年4月29日、Dell Technologiesの年次カンファレンスイベント「Dell Technologies World 2019」が、米国ラスベガスで開幕した。Dellは2013年に株式を非公開としてプライベート化し、短期的な業績に縛られず長期的な視点で戦略を立て投資できる体制を選択した。その体制で2016年9月にはEMCを買収し、新たにDell Technologiesを設立する。そこから2年ほどが経過した2018年12月には、再び株式を公開し上場を果たしている。再上場後の新体...
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2019/04/10
クラウドのリスクマネジメントの考え方は、AI、RPAでも有用だ――KPMG 宮脇篤史氏
今やクラウドは完全に市民権を獲得し、企業がクラウドを推進している状況は目新しいものではなくなった。一方、クラウドを積極的に推進していくうえで、「リスクマネジメント」は必須となるが、利用者側が見落としがちな盲点や注意すべき点も多い。『マルチクラウド時代のリスクマネジメント』(翔泳社)の著者であるKPMGコンサルティング ディレクターの宮脇篤史氏にリスクの観点からクラウドとの向き合い方について話を聞いた。
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2019/03/28
ネットワンシステムズ、マルチクラウドで一元的なセキュリティ強化・管理を実現する3つのセキュリティサービスを発表
ネットワンシステムズは、マルチクラウドの活用を加速する3つのセキュリティサービスを、4月より提供開始すると発表した。これらのサービスは、(1) クラウドの内部、(2) クラウドへの外部からの攻撃、(3) 利用者からクラウドへの接続、の各領域での堅牢なセキュリティ対策で構成され、マルチクラウド環境で一元的なセキュリティ強化・管理を実現するという。
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2019/03/08
クラウドのリスクを正しく理解して、積極的に使いこなす!翔泳社『マルチクラウド時代のリスクマネジメント入門』発売開始
翔泳社では、企業・組織のクラウド利活用にまつわる様々なリスクとその対応策を実例や国内外の法規制などを交えて分かりやすく解説した電子書籍『マルチクラウド時代のリスクマネジメント入門』(著:KPMGコンサルティング)を3月8日に発売します。
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2019/02/12
クラウドを利用しないことがリスクになる時代!リスクを正しく理解し、積極的に使いこなす
本連載は、これまで9回にわたって、クラウドサービスを利活用するにあたって検討すべきリスクと、その対応策について論じてきました。企業戦略として、外部委託先管理として、セキュリティ管理として、コンプライアンスとして、そのリスク領域は多岐に渡ることがご理解いただけたかと思います。最終回の今回は、これまでの連載の総括として、クラウドサービスの利活用に伴うリスクを改めて整理するとともに、そのリスク評価を、どのタイミングで、どのように実施すべきか、について「マルチクラウド」を意識しながら論じます。
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2018/12/27
経営層から「クラウドで大丈夫か?」と聞かれたらどう答えるべきか?
クラウド技術は年々進化しており、各企業においては、ミッションクリティカルなシステムであってもクラウド環境で構築するケースも増えてきています。そのような状況において、経営層から「クラウドで大丈夫か?」と聞かれたら、どのように回答をするのが適切なのでしょうか。経営層を前にして、自信をもって回答できるならばよいのですが、実際にはなかなか難しいと思われます。今回は、経営層がそのような質問をする意図もくみ取りつつ、どのような回答をするのが望ましいのかを解説していきます。