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2022年6月28日(火)13:10

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週刊DBオンライン 谷川耕一

インサイトテクノロジー、アレン・マイナー氏からCEO交代で新戦略

AI、機械学習サービスによるインサイトの提供へ

 現状のインサイトテクノロジーは、年間売り上げ17.1億円、東京、大阪、札幌に拠点を持ち100名を超える社員規模の組織となっている。創業時からの主力製品であるOracle Databaseのパフォーマンスチューニングツール「Performance Insight」は、2000社を超える企業に採用され1万1000ライセンスの利用がある。その後に提供したもう1つの主力製品であるデータベースアクセス監査のためのPISOは、Oracle Databaseを対象とするところから始まり、現状ではMicrosoft SQL Server、 PostgreSQL、MySQLなどに対応し、700社、5400ライセンスの利用がある。

 2012年には、優秀な海外ベンダーの製品の取り扱いも開始している。その1つが、データベースのレプリケーションツール「Qlik Replicate(旧Attunity Replicate)」だ。既に100社に導入し600ライセンスを提供するに至っており、インサイトテクノロジーにとって重要な新たなビジネスに育っている。Qlik ReplicateはOracle Databaseから他のデータベースへの移行案件などで数多く使われており、結果的にインサイトテクノロジーのマルチデータベースの経験値を向上させることにもつながっていると森田氏は言う。

 また2014年には札幌開発センターを開設し、AI、機械学習関連の技術開発を実施しており、その成果である AI・機械学習サービス「Insight Asir」も2018年から提供している。Asirの具体的な適用モジュールとしては、過去データから店舗の来客者数などさまざまな予測を行う「Insight Data Forecaster」、時系列データに特化した異常検知モジュールの「Insight Anomaly Detector」などが既に市場で利用されている。

 2019年にはデータベースの移行で必要となるSQLアプリケーションの移行アセスメント、テストを自動化し作業コストを削減する新たな製品の「Insight Database Testing」を、2020年にはデータベースのデータをマスキングし開発やテストデータなどを迅速に提供できるようにする「Insight Data Masking」を開発し提供を開始した。これら自社開発製品および海外製品の提供と併せ、主にデータベース、データ活用に関するプロフェッショナルサービスを提供するのがこれまでのビジネスのやり方だった。

 今後は従来のビジネスを踏襲しながら、データからインサイトを提供するあらたまビジネスモデルへと徐々に変化する。そのためにインサイトテクノロジーの全ての製品は、順次クラウド対応、SaaS化を進める。PISOについては2020年からクラウド対応を進めており、Amazon Web Services、Microsoft Azure、Oracle Cloudで利用可能であり、AWSのマーケットプレイスにも既に登録されている。またビジネスのクラウド対応の1つとして、AWSのクラウドインテグレーションに強みを持つサーバーワークスとの協業を先日発表している。

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製品ベンダーからソリューションベンダーに変革する

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谷川 耕一(タニカワ コウイチ)

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