思考プロセスにビジュアルを使う利点
たとえば、売上が落ちているお店が解決策を導き出す必要があるとします。売上低迷の原因を探るには、売上の成り立ちをひもといて、分解して考えます。

上の例では大きく「単価」の問題なのか、「客数」の問題なのかを切り分けるところから始めています。
さらに問題の切り分けを進めていけば、問題解決の糸口が見えていきます。
これをテキストだけで考えていってもよいのですが、箇条書きなどで切り分けをしても、問題を掘り下げていくにつれ、ごちゃごちゃしてきてしまいます。
一方、ビジュアルを使って考えると、構造がはっきりして、要素を切り分けられるのでより深い問題に頭を向かわせられます。
つまり、物事の理解を深めたり、そこから発想をするのにビジュアルシンキングは向いています。
つづいて成果物にビジュアルを使う利点を述べます。
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ビジュアルシンキング 櫻田()
プログラマー、システムエンジニア、ウェブデザイナーを経て、2010年よりビジュアルシンキング運営。ピクトグラム、図解、インフォグラフィックの制作活動を継続中。著書に『たのしいインフォグラフィック入門』。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
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