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Oracle Database 12c メッタ斬り!

Oracle OpenWorld参加組が語る、12cの「ここがきになる!」

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「ひとつで何でもできる」データベースへ

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 谷川:インメモリは想像の範囲ですが高速化は可能ですよね。

 石川:OLTPはそれだけで早くなるのかな?

 渡邉:OLTPとDHWはそもそも表構造が違うように作られているため、同じデータベースに乗せないことすらあります。今回のデータベースはOLTPと分析を同じマシンでできると言っています。大きな分析はExadataが必要になるかもしれませんが、小さな分析とか気軽に分析したいとかなると……

 谷川:トランザクションが起きている上でも分析したいとかね。

 渡邉:普通のデータベース(12c)にカラムナが追加され、標準機能に乗ったかなという印象ですね。

 岸和田:ラリー・エリソンが考えるデータベースが「ひとつで何でもできる」ですから。

 谷川:現状として可能かどうかは別として、将来はそこを目指していて、インメモリデータベースはその一歩であると。

 石川:将来は基幹系とデータウェアハウスと分けることはないのだと、今から言っておかないと、そのうち「データウェアハウスなんて死語だね」なんて時代が来そうで。

 谷川:何年後ですかね(笑)。インデックスを外せるなど、データベース管理者の仕事が減るという見方もあるようですが、どうですか?

 石川:楽になる分にはいいんじゃないのかな。新しい機能でサーバーに任せることができれば、そこは柔軟に考えてもいいのでは。

 岸和田:チューニングとかいろいろとやっていたときもありました。オプティマイザーで要件を満たせるなら、それはそれでいいのではないかと。

 谷川:今回のインメモリーの発表を見て、仕組みは想像できましたか?

 岸和田:似たコンセプトのデータベースを比較しながら考えてました。物理構造を変えずにメモリ中で最適化するというのはOracle Databaseなら理にかなっていると思いました。詳細はこれからですが。

 

***

 さて、まだまだ話は続くが、今回はここまで。次回は、OOWで新たなエンジニアードシステムとして発表されたバックアップのためのアプライアンスの話題へと続く予定だ。そして、ハードウェアとソフトウェアの融合という、今後の方向性の話にも…次回もこうご期待。

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この記事の著者

谷川 耕一(タニカワ コウイチ)

EnterpriseZine/DB Online チーフキュレーターかつてAI、エキスパートシステムが流行っていたころに、開発エンジニアとしてIT業界に。その後UNIXの専門雑誌の編集者を経て、外資系ソフトウェアベンダーの製品マーケティング、広告、広報などの業務を経験。現在はフリーランスのITジャーナリスト...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

加山 恵美(カヤマ エミ)

EnterpriseZine/Security Online キュレーターフリーランスライター。茨城大学理学部卒。金融機関のシステム子会社でシステムエンジニアを経験した後にIT系のライターとして独立。エンジニア視点で記事を提供していきたい。EnterpriseZine/DB Online の取材・記事も担当しています。Webサイト:https://emiekayama.net

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