セキュリティに関する記事とニュース
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2013/06/04
そもそも「情報セキュリティ」って何なの? 情報セキュリティの定義と必要性
情報セキュリティは、急速にその必要性が高まってきています。業務や生活で、ICT(情報通信技術)や情報を使うことが不可欠になっているからです。この連載では、情報セキュリティ全般やICT技術について、あまり馴染みがなく専門知識が少ない方が読んでもご理解いただけるように、基礎から分かりやすく解説していきます。
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2013/05/24
プライバシー保護がビッグデータビジネスを促進させる
タイトルをみて「おや?」と思われた読者は多いのではないだろうか。ビッグデータを活用しようと考えている事業者にとって、プライバシーは阻害要因として受けとめられることが多い。ビッグデータが新たなビジネス機会として認識され始めた時期は確かにそうであった。しかし、今やプライバシーは、ビッグデータビジネスを手がける事業者にとって普遍的な関心事となり、理解が深まるにつれて、正面から保護対策を講じなければ展望が開けないことが共通認識になりつつある。本連載の第1回では、なぜプライバシー保護がビッグデータビジネス...
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2013/05/21
オゾン層でクラウドを包み込む?クラウドサービスの利用をセキュアにするSymantec O3とは
分子式でO3は、「オゾン」のこと指す。大気圏においてオゾン濃度が濃い部分がオゾン層であり、それが地球をすっぽりとくるむことで、太陽からの有害な紫外線をブロックし地球上の生態系を守っている。オゾンと同じ名前の新製品「Symantec O3(シマンテック・オースリー)」について、「オゾン層(O3)でクラウドサービスを包み込みこんで、守るものです」とシマンテック APJストラテジックセールスグループの吉田 彰氏は述べる。このSymantec O3、ベリサインがシマンテックとの統合後、両社のソリューショ...
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2013/05/21
デル、企業向け次世代ファイアウォールの新製品を発売、ソフトウェア・ビジネスの強化も表明
デル株式会社は5月16日、次世代ファイアウォールのエンタープライズ向け製品Dell SonicWALL SuperMassiveシリーズに、新しいラインアップとなる「SuperMassive 9000シリーズ」を追加した。
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2013/04/16
「プライバシーか?公益か?」医療データのプライバシー保護と利活用の両立は可能か
2013年3月25日、都内で「医療情報のプライバシー保護と利活用に関するシンポジウム」が開催された。テーマは「医療情報の健全な利活用促進のために何が必要か?」。医療情報のプライバシーを確保した利活用推進のために求められるPPDM(Privacy Preserving Data Mining)のあり方はどうあるべきか。当日行われた講演の中から、東京大学大学院 情報学環で一般財団法人医療情報システム開発センター(MEDIS-DC)理事長の山本隆一氏の「医療情報のプライバシー保護と利活用」、中央大学...
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2013/04/08
韓国セキュリティ最前線(2) 融合セキュリティを推進し民間企業を守るKISIA/KISA
さきごろ韓国を襲ったサイバー攻撃による被害は、図らずも韓国のセキュリティが盤石ではないことを露呈することになった。しかし韓国の国家レベルでの民間企業のITの管理体制は行き届いており、それでも起きた今回の事故は、日本も他山の石とすべきだろう。前回は韓国の電子行政や政府の情報を管理しているNCIAを紹介したが、今回は民間企業の情報セキュリティを統括している機関、知識情報セキュリティ産業協会(KISIA)と韓国インターネット振興院(KISA)を紹介する。
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2013/03/25
韓国ITセキュリティ最前線(1)電子政府の中枢 NCIAを訪ねる
2013年3月20日、韓国で大規模なサイバー攻撃により放送局、金融機関などのコンピュータシステム、サーバーがダウンする事態が生じた。ちょうどこの事件の2週間ほど前、韓国の政府系や民間の研究機関、企業などの情報セキュリティの事情を集中的に視察した。 取材では、韓国のセキュリティ技術や海外からのサイバー攻撃に対する防備について、政府系機関、民間企業、大学研究機関などから話を聞いた。今やIT先進国の韓国の情報セキュリティ体制と、サイバーテロの脅威をめぐる攻防は、日本の状況よりもはるかに先を行くも...
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2012/11/20
IT部門にとってのクラウドメール活用の利点とは ~NTTコミュニケーションズの「Bizメール」を選ぶ理由
企業のIT部門にとってメールシステムの運用と管理は大きな負担だ。解決策としてクラウド型メールの導入を検討する企業が多い。しかしクラウド型メールには利便性とともにガバナンス上の課題も生じる。この課題に答えるものとしてNTTコミュニケーションズの「Bizメールライト」を紹介する。
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2012/10/03
トータルセキュリティでサイバー攻撃に対処せよ、日本HPが提唱
隣国との緊張関係が生じる中でサイバー攻撃が多発している。またAnonymousによる標的型攻撃やAPT攻撃などの脅威も衰えない状況が続いている。その脅威や攻撃の手法もますます複雑・高度化しているのが現状だ。こうした状況の中、企業の情報セキュリティ担当者がおこなうべき打ち手は、従来のようなウイルス対策、サーバー防衛のような単独型のものでは追いつかない。高まるリスキーな状況のなか、日本HPは翔泳社と共に総合的なセキュリティ対策セミナーを、2012年10月17、18日の2日間で緊急開催する。そこで語ら...
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2012/09/20
企業セキュリティと法律問題の第一人者、牧野二郎弁護士 に聞く「メールのクラウド化」は安全か?
企業のクラウド導入が本格化するにつれ、企業メールに対してもクラウド型メールサービスを導入するメリットが注目されるようになってきた。 メールは、最も重要なコミュニケーション手段であると同時に、企業が社会的責任を果たすための資産となっている。その運用管理は大きな負担になっており、特に予算や人的リソースが限られている中堅・中小企業では、クラウドの導入は効果が期待できる。 今回、企業のクラウドメール活用において留意すべきポイントなどについて、弁護士であり企業のIT活用と情報管理の第一人者である...
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2012/07/02
上野宣さんにきく、こんなにもめんどうくさいWebセキュリティの世界
Webセキュリティは、本当にめんどうくさい―翔泳社より6月に刊行された書籍『めんどうくさいWebセキュリティ』の監訳を務めた上野宣さんに、Webセキュリティがめんどうくさい理由を聞いてきました。
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2012/06/26
バグハンター一問一答!ひとはいかにしてバグハンターになるのか?
バグハンターってなにする人ですか?お金はもらえるんですか?―『Bugハンター日記』の刊行を記念して、本書の監訳をつとめた、日本を代表するバグハンターのひとりである新井悠氏にお話をお聞きしました。
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2012/06/25
バックアップは「100年に一度の災害」ではなく「日々の業務」への備え
データのバックアップとリカバリのための先進的なソフトウェア製品で知られるアクロニスでは、毎年「アクロニス世界障害復旧評価指標」と呼ばれるレポートを発表している。最新のレポートでは、2011年9月~10月に世界18カ国の従業員1,000人以下の企業、約6,000人のIT管理者を対象にアンケート調査を行い、その結果をさまざまな角度から分析するとともに、各国別のランキングや傾向の違いも掲載されている。「企業の情報資産」は毎年肥大化、複雑化しているが、その管理は適切にされているのか?このレポートでは、...
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2012/05/25
デジタルフォレンジックの調査と現状
2011年11月に翔泳社より刊行された『情報化白書 2012』(一般財団法人日本情報経済社会推進協会編)は、IT業界の現状を俯瞰することを目的として、最新トピックスからITに関連した法制度などに至る広範な記事を掲載している。このコーナーでは、『情報化白書 2012』の編纂に合わせて行われた調査報告などからまとめたレポートを紹介していく。その第3弾として、『情報化白書 2012』の記事から「インシデントや脅威への対応」を5回にわたって掲載する。
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2012/05/18
デジタルフォレンジックとは何か
2011年11月に翔泳社より刊行された『情報化白書 2012』(一般財団法人日本情報経済社会推進協会編)は、IT業界の現状を俯瞰することを目的として、最新トピックスからITに関連した法制度などに至る広範な記事を掲載している。このコーナーでは、『情報化白書 2012』の編纂に合わせて行われた調査報告などからまとめたレポートを紹介していく。その第3弾として、『情報化白書 2012』の記事から「インシデントや脅威への対応」を5回にわたって掲載する。
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2012/05/11
インシデント発生時の対応策と体制
2011年11月に翔泳社より刊行された『情報化白書 2012』(一般財団法人日本情報経済社会推進協会編)は、IT業界の現状を俯瞰することを目的として、最新トピックスからITに関連した法制度などに至る広範な記事を掲載している。このコーナーでは、『情報化白書 2012』の編纂に合わせて行われた調査報告などからまとめたレポートを紹介していく。その第3弾として、『情報化白書 2012』の記事から「インシデントや脅威への対応」を5回にわたって掲載する。
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2012/05/01
もはや世界はサイバー戦争の時代に突入している―カスペルスキーCEO ユージン・カスペルスキー氏が警鐘
「サイバー戦争が始まっている時代にもかかわらず、私たちが依存しているITシステムは無防備のままだ」──。カスペルスキーCEO ユージン・カスペルスキー氏は、4月12日に開催されたメディア向けセキュリティセミナーで「Saving the World from Threats in the Age of Cyber Warfare(サイバー戦争の時代に脅威から世界を救う)」をテーマに、世界を取り巻くサイバー犯罪の脅威について講演を行い、警鐘を鳴らした。